ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理

  • 日本経済新聞出版 (2016年3月10日発売)
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株式や債券、不動産、貴金属から骨董・美術品まで、主に老後のための資産運用にどう対応するのがよいのか。相場を動かす期待や思惑も含めてチャートの動きに読み取るテクニカル分析が信頼を置けるようなものではないこと、本来価値を見極めるファンダメンタル分析を確実に行うのは困難であることを踏まえて、特に個人にはインデックス・ファンドの長期投資を勧める。
ライフステージによって投資へのリスク許容度を決め、資金が必要な時期に応じた商品選択と分散投資のポートフォリオを組む。投資のための手数料、経費、税をしっかりと見極めて節約をする。
考え方はよくわかるし、金への投資の期待利益での不確実性はとても参考になったが、では自分がどうすればよいのか、本書で述べられている主に米国での商品や制度が日本でも適用できるのか、その答えは自分で探すしかない。
資産形成から老後の取り崩しを含めた運用まで日本での応用編が読みたいと思った。
16-206

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マネー
感想投稿日 : 2016年11月17日
読了日 : 2016年11月17日
本棚登録日 : 2016年11月17日

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