マルクスの逆襲 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社 (2009年5月15日発売)
3.38
  • (8)
  • (8)
  • (14)
  • (4)
  • (3)
本棚登録 : 118
感想 : 13

マルクスの目標は二つ。社会における貧富の格差の解消と、社会の中に自分を位置づけてそこに生きがいを感じさせる。ある思想や原理を100パーセント信じる人を原理主義者という。

ベトナム戦争=北は社会主義、南は資本主義で、社会主義を世界に拡大しようとするソ連が、兵器を北に送り、さらに南の反体制ゲリラを支援。資本主義体制を守ろうとするアメリカが、南の政府軍を支援。

1864 第一インターナショナルと呼ばれる労働者の国際組織

小泉純一郎が構造改革と規制緩和を打ち出すまではマルクス主義国家だった。

ロシア革命後、レーニンの提唱で結成された第三インターナショナルは共産インターナショナルと呼ばれる。略してコミンテルン。

コミンテルンの指導によって日本に結成されたのが、日本共産党。

アダムスミスの神の見えざる手は資本家の良識

穀物の高騰によって世界の開発途上国で、貧しい人々が餓死という最悪の事態に直面している。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2015年1月10日
読了日 : 2015年1月13日
本棚登録日 : 2015年1月10日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする