コクヨの社員の方々のノート術が紹介されている。
タイトル通り「シンプル」なコツが100個取り上げられている。中には、「ノートは使わず裏紙で」とか「ブロックメモを胸ぽっけに入れてる」などという、そもそもートじゃないしwwといったものもあるのだが、そこにはその人なりの「理由」があって面白い。
掲載されているノート術がどうこう、ということよりも、彼らがしっかりとした目的意識を持ってノートを選び、書き方を工夫していることが印象的だ。
何のためにノートを取るのか。
何を書くのか。
何を目指しているのか。
ノートの書き方よりも、まずはノートを使う目的をしっかりと考えて、それに合ったノートの選び方、書き方を模索していくことが重要なのだ、ということを教えてくれる。
ノートジプシー、永遠のノート術模索者の私に足りないものはこの視点なのかもしれない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文具関連
- 感想投稿日 : 2017年10月29日
- 読了日 : 2017年10月29日
- 本棚登録日 : 2017年10月26日
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