レビュー by 早稲田大学株式投資クラブForwardさん
本の内容はウォール街で働く筆者が、投資銀行モデルの説明を中心に、強欲資本主義化してきた資本経済の起こりから終焉までについて語っている。
読みやすく、分かりやすい。
そしてホントに考えさせられた。
これまでの「流行の」ビジネスモデルは
稼ぐ前に借りた金で実態のないモノに投資をして、売り抜き、不良債権化したら、他人に押し付けて逃げる。
売るための会社つくり。モノをつくらない(つくれない)。どんどん消費させろ。
というものだった。
しかし、信用の輪は切れ、更に各人各企業各国の借金依存・アメリカに依存した浪費主体型経済の崩壊&終焉を迎え、
これまでの外資系投資銀行をはじめとした金融中心型のビジネスモデルはもう崩壊した。
今回の金融危機はその明らかなる兆候だ。
小泉竹中ラインにより加速した新自由主義もと、ホリエモンを見て育った私は、
自然と「勝ち組」になりたいと思い、早稲田に入り、投資サークルに入った。
この本にあるように価値感は強欲資本主義化したと思う。
一番成長しやすい時期にこの価値感に染まってしまった。
だが、早稲田に入って多くを学んだ。
いろいろあるが、「志」と「誇り」だ。
なんのために存在し、なんのために生き、なんのための今の努力や学びなのか、なんのために自己の成長を強く求めるのか、全ては「志」につながり。
高い志を持つこと。
早稲田で学び、成長した「誇り」を持ち、誇れる場所を裏切る事ない自分であり続けること。
個人的には、きっかけは不純でよいと思っている。
人間は性悪説であり、不純なものこそがモチベートとなり、エンジンとなる。
そして己で純化する努力をすべきである。
「志」と「誇り」の2つをもって、強欲資本主義の価値感を純化する事こそ
これからの世界をつくっていく私たち大学生に求められているものだと思う。
小谷征央
登録日 : 2009年04月15日 01:51:58


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