後期印象派を代表する画家、ポール・ゴーガンの人生をモデルに描く本作。他の書評にもあったが、いつまでも平坦な道が続くような感じ。もちろん個人の話なので、特別な面白おかしいところとか、ミステリー的なところがあるわけではない。淡々とゴーガン(ストリックランド)の人生を、丹念に追っていく。そもそも自分自身がゴーガンの絵画の何たるかを理解していない。そのため、彼のメンタルと絵画の関係性も分からない。そういう人物がそういう人生を送った、ということはよくわかる。自分が勉強不足、理解力不足なだけなのかもしれない…
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- 感想投稿日 : 2016年12月12日
- 読了日 : 2016年12月1日
- 本棚登録日 : 2016年11月12日
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