執筆前にレジュメを作って、親しい人に話してみよ、というのがいいですね。「詰めの甘さが露呈することが多く、また相手に質問されると答えられないという事態も生じるだろう」(p.157)
その作成工程は、「ポストイットのボードを見ながら『章』、『中見出し』、『小見出し』を考えて、目次のようなものを作ってしまう」(p.156)そうだ。
ここまで来ていれば「かなり良いところまで来ている」(p.157)あとは「問題解決にあたればいいだけのことだ」(p.157)なるほどねえ。
またインプット側のプロセスについても助言が書かれている。本を読むときに引く傍線の類別方法のところは参考になる。著者の個人的実践だそうだが、そういう実践されている知恵は貴重だ。
「引用に使えるような重要な部分だったら『重』、
主張として意外に思った部分には『注』、
面白いと思ったところには『!』もしくは『int!』と記号をつける」
(p.35)
以上
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
文章を書くときに役立つ
- 感想投稿日 : 2010年1月10日
- 読了日 : 2010年1月10日
- 本棚登録日 : 2010年1月10日
みんなの感想をみる