ル-ムメイト (中公文庫 い 74-6)

著者 :
  • 中央公論新社 (2006年4月25日発売)
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感想 : 814
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主人公萩原春海が共に暮らすルームメイトの西村麗子が失踪、そして殺される。西村麗子について調べているうちに、彼女の二重・三重生活が明らかになっていく。
なぜ彼女はそんな生活をおくっていたのか、また彼女を殺した犯人は誰なのかといった感じで話が進んでいきます。
話の途中で明らかになっていくのですが、多重人格が一つのテーマとなっているため、アンフェアとまではいかないけど、やや「う〜ん」と感じるところはあったけど、話の展開は小気味よく楽しんで読めました。
最後のある人物に関しては、何故、どういった経緯でそこに登場してくるの?といった感じは拭えませんでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 今邑 彩
感想投稿日 : 2013年12月30日
読了日 : 2013年12月30日
本棚登録日 : 2013年12月30日

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