亜鉛の街の描写が本当に暗くて重く、読んでいてスッキリ晴れることがない。問題は紆余曲折の末に真相が究明され、解決に向かうが、それもスッキリしない。だいたい人生とはそうそうスッキリするものでもないと思うが、ここまでの事件が起きながら、スッキリ解決しないと、エンターテイメントとしては受け入れがたい気持ちになる。
ついでにいうなら、高校教師はいくら生徒が大切でも、こういう行動はしないものです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(日本)
- 感想投稿日 : 2013年11月2日
- 読了日 : 2013年11月1日
- 本棚登録日 : 2013年11月2日
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