架空通貨 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2003年3月15日発売)
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本棚登録 : 3289
感想 : 259
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亜鉛の街の描写が本当に暗くて重く、読んでいてスッキリ晴れることがない。問題は紆余曲折の末に真相が究明され、解決に向かうが、それもスッキリしない。だいたい人生とはそうそうスッキリするものでもないと思うが、ここまでの事件が起きながら、スッキリ解決しないと、エンターテイメントとしては受け入れがたい気持ちになる。
ついでにいうなら、高校教師はいくら生徒が大切でも、こういう行動はしないものです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(日本)
感想投稿日 : 2013年11月2日
読了日 : 2013年11月1日
本棚登録日 : 2013年11月2日

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