チーム (実業之日本社文庫)

  • 1486人登録
  • 4.00評価
    • (178)
    • (330)
    • (147)
    • (10)
    • (3)
  • 246レビュー
著者 : 堂場瞬一
Hikariさん 小説(日本)   読み終わった 

★2014年2月1日

箱根駅伝はお正月の風物詩。これがなくてはお正月ではない!
コース脇に転勤した今年は、なおさら興味が高じて、直接応援に出かけた。弾けるばねのように駆け抜けていく選手に自分の声が届くとは思えないが、ものすごく楽しかった。
別の文庫にたまたま挟まっていた新刊案内に、この小説の表紙が載っていたのを見て、即注文した。
主役はどこの大学でもなく、学連選抜というのがまた面白い。
それぞれの立場や思考が、会話と思考のひとりごとを中心に綴られていく。
このところミステリーがちだったから、退屈かもしれないとの前予想に反して、じっくりと刻まれていくレース展開に、正月のテレビ観戦を思い出した。駅伝とは、こういう感覚で見るものだ。
走っている人はこんなことを考えているのか、と目を見張った。
空想小説だとしても、リアリティがある。
陸上は個人競技だから、選手はみんな個人主義なのだろうと思っていたが、強い選手だけ集めてもなぜか勝てない駅伝。
監督の苦悩、胃の痛みが、テレビでは伝わらない緊張とドラマを伝えてくれた。

レビュー投稿日
2014年2月2日
読了日
2014年2月1日
本棚登録日
2014年2月2日
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『チーム (実業之日本社文庫)』のレビューをもっとみる

『チーム (実業之日本社文庫)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

『チーム (実業之日本社文庫)』にHikariさんがつけたタグ

ツイートする