本作品の主人公は風烈廻りというあまり聞きなれない部署の、それも与力である。
江戸時代の奉行所には三廻りと呼ばれる
定廻り、臨時廻り、そして隠密廻りとは別の役割を担っているようである。
冒頭の札差し殺しを始めとして、旗本の娘逹が連続して自害しているとの噂。
容疑者として目される御家人の次男坊と薄幸の花魁が落ちた恋の行方等々、盛り沢山な内容は最後まで一気に読ませてくれました
しかし、気になるのは剣ー郎の奥方であるところの多恵殿だったりします。
それと息子である剣之助の行く末は目が離せないのではないでしょうか?
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2012年11月27日
- 読了日 : 2012年11月27日
- 本棚登録日 : 2012年11月27日
みんなの感想をみる