80年代の幕開けとともに洋楽に目覚め、80年代半ばには立派なHR少年になっていたボクにとって、伊東政則が書くライナーノーツや当時唯一のHR/HM専門誌BURRNのインタビュー記事は当時の海外のミュージックシーンやバンドの人となりを知る上で唯一無二の情報源だった。
あれから30年。その伊東政則が当時の印象深いエピソードを基に一冊の書籍にまとめたという「目撃証言」。
これは読まねばなるまいと、気がつくと即ポチしていた。
内容はリアルタイムに体験できなかったNWOBHMの勃興から、大西洋を渡り華開いたLAメタルとまさにリアルタイムで経験したボクにとってのRock黄金期、そして世の中がグランジにおおきく舵を切っていくとともに次第にコアな層へ収斂していくシーンまで、文章とともにその時その時の記憶が鮮やかに蘇る。
久々にiTunesのHard Rockプレイリストを聴くことにした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2013年8月17日
- 読了日 : 2013年8月17日
- 本棚登録日 : 2013年8月17日
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