妻を亡くした人気作家が、別荘で巻き込まれた幽霊譚。
やっぱりキングなので、緻密に張り巡らせた伏線がぴたっとはまっていくあたりは名人技って感じだ。妻を亡くした空白感とかも切実で、後半の盛り上がり方もすごかった。
が、なんかカタルシスがないんだけど。
いや、キングはもともとあんまりカタルシスがない作家だと思ってるけど、それにしてもね。技で上手く隠してるけど、結構荒い気がします。はい。
読書状況:読み終わった
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翻訳作者名 カ~コ
- 感想投稿日 : 2009年11月16日
- 読了日 : 2003年9月16日
- 本棚登録日 : 2003年9月16日
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