第3話『マレビト』
第4話『くじらのはね』
第5話『強いられた結合』
の3話を収録。
「マレビト」
2話で、リバース事件の現場に居合わせてしまった慎が、諒兄ちゃんにツンデレMAXされます。
いやあ、ホント子安さん上手い。
怒ってるんだけど、冷静でいたい。心配なんだけど、表に出せない。ま、なにはともあれ、どうやっても弟たちを守らなきゃ、って短い一言で、どーーーっときます。
別に、子安ファンだから贔屓目ってことじゃないと思うよ。勿論、作画もよいからここまでずんとくる。
そして、兄ちゃんはマレビトと接触し、戦うことに。
かっちょいいよぉ。
で、慎は刑事に、諒がリバース事件に関わりがある、データーをコピーしてきてほしいと、頼まれる。
この辺の葛藤が…。
今、全部の話を知って見直してるわけなんだけど、慎がただ素直ないい子だからっていう葛藤ではなく、10年間全く音沙汰なかった兄弟でも一緒に暮らした時間があって、その絆が…、とすごい目頭を刺激されるのであった。
「くじらのはね」
赤い服の女の子がちょいちょい出てくるんだけど…。微妙に違うんだよね。っていうのに今回やっと気づいた。あの違いは、意味があるんだろうけど、この後のところでどうでてきたかちょっと覚えてないので、意味はこれから考える。
つか、多分そこがわからないと最終回は理解できないんだろう(はい、いまだに理解してません。つか、あれは理解できなくてもいいもの扱いですがねww)
で、洵は両親のアトリエで、懐かしいのを見つけるわけだ。
家族のアルバムは、必殺アイテムです。
も、めちゃくちゃ可愛い。
今じゃ全然にこりともしない諒兄ちゃんの笑顔満載です。
健気な洵は帰宅した兄に「お兄ちゃん、まだ一度も一緒に食事してないよ」って。で、多分「お兄ちゃん」に反応したんだろうね、諒。
お、これで兄ちゃんのツンデレも軟化するか、と思ったら…。
しかし、この町から出て行けといって、部屋を探したって出した紙が「宝塚市」だったんですけど。富山から宝塚って、近くねぇか? 兄ちゃん、出て行けといっていても、もう本当に遠くに行ってしまわれるのは嫌だったんだね。
で、洵が一人でふらふらと出て行ってしまうのであった。
慎の助けに、なんだかんだとダッシュでかけつける兄ちゃん。
あああ、やっぱり兄ちゃん、もうちょっと態度軟化させておけば、ちゃんと弟たちに何があって、何が起こってるのが話しておけば、また別のエンディングがあったように思うよ。しくしく。
「強いられた結合」
慎が諒のPCの中で見つけたリストに、アフロの友達の名前があって…。
彼はペルソナをもっていて、前髪ぺったりにはがされたらしい。ということを、またふらふら出掛けた洵によってライブハウスに導かれ、前髪ぺったりから聞かされる慎なのであった。
で、洵もペルソナが出てきて…。
「ここから出て行かない」とドア越しに諒に告げる慎が切ないっす。
あああ、兄ちゃん、やっぱりこの段階でちゃんと話しておくべきだったですよ。慎も洵も、兄ちゃんの知ってるガキんちょではなく、ちゃんと成長してるんだから。
兄ちゃんは、慎が○○なのを恐れたんだろうけど、それより何より身を守ることのほうが大事じゃないっすか? 自分の力で守れると思ってた?? 一人でなにもかも負おうとするのは、単なる過保護なんすよ。
…どう見ても、何回みても、諒中心に見てしまう自分ww
まいったな。
- 感想投稿日 : 2010年6月20日
- 読了日 : 2010年6月20日
- 本棚登録日 : 2008年8月20日
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