ペルソナ~トリニティ・ソウル~ Vol.2 [DVD]

監督 : 松本淳 
出演 : 岡本信彦  子安武人 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
3.79
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感想 : 3

 第3話『マレビト』
 第4話『くじらのはね』
 第5話『強いられた結合』

 の3話を収録。

 「マレビト」
 2話で、リバース事件の現場に居合わせてしまった慎が、諒兄ちゃんにツンデレMAXされます。
 いやあ、ホント子安さん上手い。
 怒ってるんだけど、冷静でいたい。心配なんだけど、表に出せない。ま、なにはともあれ、どうやっても弟たちを守らなきゃ、って短い一言で、どーーーっときます。
 別に、子安ファンだから贔屓目ってことじゃないと思うよ。勿論、作画もよいからここまでずんとくる。
 
 そして、兄ちゃんはマレビトと接触し、戦うことに。
 かっちょいいよぉ。
 
 で、慎は刑事に、諒がリバース事件に関わりがある、データーをコピーしてきてほしいと、頼まれる。
 この辺の葛藤が…。
 今、全部の話を知って見直してるわけなんだけど、慎がただ素直ないい子だからっていう葛藤ではなく、10年間全く音沙汰なかった兄弟でも一緒に暮らした時間があって、その絆が…、とすごい目頭を刺激されるのであった。

 「くじらのはね」
 赤い服の女の子がちょいちょい出てくるんだけど…。微妙に違うんだよね。っていうのに今回やっと気づいた。あの違いは、意味があるんだろうけど、この後のところでどうでてきたかちょっと覚えてないので、意味はこれから考える。
 つか、多分そこがわからないと最終回は理解できないんだろう(はい、いまだに理解してません。つか、あれは理解できなくてもいいもの扱いですがねww)
 で、洵は両親のアトリエで、懐かしいのを見つけるわけだ。
 
 家族のアルバムは、必殺アイテムです。
 も、めちゃくちゃ可愛い。
 今じゃ全然にこりともしない諒兄ちゃんの笑顔満載です。

 健気な洵は帰宅した兄に「お兄ちゃん、まだ一度も一緒に食事してないよ」って。で、多分「お兄ちゃん」に反応したんだろうね、諒。
 お、これで兄ちゃんのツンデレも軟化するか、と思ったら…。
 しかし、この町から出て行けといって、部屋を探したって出した紙が「宝塚市」だったんですけど。富山から宝塚って、近くねぇか? 兄ちゃん、出て行けといっていても、もう本当に遠くに行ってしまわれるのは嫌だったんだね。
 で、洵が一人でふらふらと出て行ってしまうのであった。
 慎の助けに、なんだかんだとダッシュでかけつける兄ちゃん。
 あああ、やっぱり兄ちゃん、もうちょっと態度軟化させておけば、ちゃんと弟たちに何があって、何が起こってるのが話しておけば、また別のエンディングがあったように思うよ。しくしく。

 「強いられた結合」
 慎が諒のPCの中で見つけたリストに、アフロの友達の名前があって…。
 彼はペルソナをもっていて、前髪ぺったりにはがされたらしい。ということを、またふらふら出掛けた洵によってライブハウスに導かれ、前髪ぺったりから聞かされる慎なのであった。
 で、洵もペルソナが出てきて…。

 「ここから出て行かない」とドア越しに諒に告げる慎が切ないっす。
 あああ、兄ちゃん、やっぱりこの段階でちゃんと話しておくべきだったですよ。慎も洵も、兄ちゃんの知ってるガキんちょではなく、ちゃんと成長してるんだから。
 兄ちゃんは、慎が○○なのを恐れたんだろうけど、それより何より身を守ることのほうが大事じゃないっすか? 自分の力で守れると思ってた?? 一人でなにもかも負おうとするのは、単なる過保護なんすよ。
  
 …どう見ても、何回みても、諒中心に見てしまう自分ww
 まいったな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: DVD
感想投稿日 : 2010年6月20日
読了日 : 2010年6月20日
本棚登録日 : 2008年8月20日

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