読了本を押し込んでみた。»
読書記録+軽く感想も。全て読了済の本です。 新選組・幕末本に関するまとめを「プロフィール」にある専用ブログにて行っています。
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「悪ノ娘」シリーズ2作目。
今回はVOCALOID曲の「白ノ娘」「リグレットメッセージ」をベースに、前作の話を別視点から描いた作品になっています。
前作の設定を若干忘れていたのですが、読んでいるうちに思い出しました。
しかし、緑の少女は人間ではなかったんですね。
少し驚きました。
ボクっこだし、白の子と友達以上な関係だし(キスシーンには驚いた)、「白ノ娘」が下敷きなので、彼女視点かなと思ったら、ほとんどが緑の少女だったし。
恐るべし、緑の子。
しかし、踊らされているものだとばかりに思っていた青い王子が、まさかの設定で驚かされました。
まさか彼も7つの大罪のうち1つを抱え込んでいたとは思いもしませんでした。
てっきりヘタレで馬鹿な奴だと思っていたのに。
しかも、彼の件は全く解決しないまま、次作に続いてしまいましたし。
今回もシリアス調の中に、ちょこちょこコメディが加わります。
ものすごいネギには今回も笑いました。
全体的には笑える話ではないはずなんだけど、ネギとあとタコはいかん。
また7つの大罪に関係するVOCALOID曲を知っているとニヤっとする設定も多数登場します。
「悪ノ娘」シリーズは、傲慢だけだと思っていたけど、意外に多数絡んでましたね。
未だ曲としては登場していない設定も絡んできそうで、次回も楽しみであります。
一応次でラストとのことですが、どうまとめてくるのだろう。
気になりながら、図書館に入るのを待とうと思います。
……すみません、金欠で買う金がなく……
(2012/02/10読了)
2012-02-10
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小説(作者名あ行)
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読み終わった
(2012年02月10日)
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タイトル通り、そのものズバリ「池田屋事件」の「研究」本。
2011年に出版されたばかりの最新版です。
400ページ程度ある割りと分厚い本なんですが、これが徹頭徹尾まるっと池田屋事件の話となっています。
ここまで池田屋事件に特化している本は、そうないと思います。
著者さまは歴史学の専門家でいらっしゃいますので、他の幕末本に比べて、「史料批判」がきっちりされています。
幕末の、特に新選組関係は、伝聞や創作で出回っている話を「史実」として描かれることが嫌になるほど多いので、専門的に歴史学をされている方から見ると、こうも池田屋事件の話も変わってくるのかと、大変興味深く読みました。
恐らく、読むと池田屋事件の見方が大きく変わると思いますよ、この本。
この本はどちらかというと長州(+土佐)側、つまり池田屋事件で新選組に斬られた側の方からの視点から考察してあります。
特に古高俊太郎についての考察はものすごい量です。
彼は池田屋事件の発端となった人物でもありますが、彼の生涯については、殆ど研究されていなかったと思います。
故に、彼が長州にとってどれほど重要人物であったのか、そのあたりを曖昧にしたまま今まで扱われてきたと思います。
彼のことを、こんなに細かく調べ上げた本は、それこそ初めてではないでしょうか。
目から鱗、初めて見る話が多数あって、それだけでもかなり興味深かったです。
また。
・池田屋事件当日の桂小五郎の行動
・新選組はローラー作戦でたまたま池田屋を見つけたのか
・池田屋事件での「実際の被害者」は
などなど、今まで意見が割れていたところ、定説になりつつあったところなどを、きっちり考察してくれています。
特に前者2つは驚きの解釈でした。
これは是非実際に本を読んで確認して欲しいところ。
解釈も押し付けがましいものではなく、史料を見てみても不明な点は「不明」としているところも好印象でした。
「こうだ」と言い切っている部分も、他の新選組や幕末関係の本に比べて遥かに根拠に富んでおります。
何の根拠もなく言い切ってないところが、流石歴史学専門家ですね。
割りと大御所の方の説もばっさり切ってあって、小気味よかったです。
内容が充実しすぎていて読むのに随分時間がかかりましたが、時間をかけて読んだかいがありました。
本当にオススメの1冊です。
根拠となる史料の紹介をすっ飛ばしてでも結論見たい人は、最後の「まとめ」だけでも読めば、今までの池田屋事件は何だったんだという勢いで見方変わると思います。
新選組好きなら避けて通れない本だと思いますよ。
自分用に是非買わねば。
(2012/02/09読了)
2012-02-10
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歴史・伝記
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読み終わった
(2012年02月09日)
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メディアワークス文庫の特集冊子で興味を惹かれたので買ってみた。
割りと怖い描写も出てくるホラーでありながら、ちょっとのんきさも漂うという何とも不可思議な物語でした。
何でも屋を営む長身男性(幽霊が見えてしまう体質)と、何故か幽霊に好かれてしまう体質(というほど好かれてもいなかったようなと読了後に思ったが、それはさておき)な女子高校生が遭遇した幽霊・怪奇現象話。
全4話の連作短編集です。
幽霊ものらしいホラーで怖いオチの話から、ギャグのようで、結局は胸ホッコリな話まで色々あります。
作者さまの職業が職業なので、結構マニアックネタが多数登場しますが。
エヴァとかアイマスとか、その他色々と、はい。
幽霊ものではありますが、正直ホラー的怖さは期待していなかったので、いざ読んでみると特に前半2話が強烈で驚きました。
そ、そういうオチでいいのかと。
2話目なんか完全にホラーなブラックオチでした。
その後がどうなったのか分からなかったのが残念ではありましたが。
後半2話は、怖い話よりも感動系な話。
最後についうるっと来るような話です。
ただ3話は、マニアックネタ多数かつ理屈っぽい話が多いですけど。
この物語における幽霊の定義、なかなかユニークで面白くはありましたが。
確かに幽霊に脳みそありませんからね……何処で思考してるんだと。
ちょっと癖の気になる文章で、最初は読みづらかったです。
慣れると然程気にならなくなりましたが。
どういう癖なのかと言われると、ちょっと言葉では言い表せないのですが……何だろう、これといっておかしなところが見当たらないのに、妙な違和感を覚えるというか。
特に前半は、少し読み手を選びそうだなという印象でした。
ライトノベル感覚で読めるホラーです。
ただ本当に前半は割りと容赦のない描写もありますので、その点はお気をつけください。
しかし……長身の彼は、何故あの気の強い女性と付き合っていたんだか。
そのへんの馴れ初めは気になります。
(2012/02/06読了)
2012-02-06
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小説(作者名た行)
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読み終わった
(2012年02月06日)
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「江戸の」となってますが、江戸を中心に「江戸時代の」スキャンダルをまとめた1冊。
大坂など他地域のものも勿論登場します。
江戸城内、大奥で起きた殺人事件や騒動、庶民を驚かせた事件や火事。
有名な歴史的事件から、小さな事件まで、様々なネタがまとめられています。
全70話……そんなにも掲載されていたのか。
今の時代で言うところの、お昼のワイドショーなどで出てきそうな話題が多め。
女性ばかりの大奥は、やはり陰湿な嫌がらせも結構あったんだなと、改めてその怖さを思い知ったり。
男性の一物が馬に食いちぎられるなんていう、馬鹿みたいな本当の話も載っていて驚きました。
す、凄いな……想像つかん。
歴史の裏側で起こっていたスキャンダル。
野次馬根性剥き出しな感じで読書してしまって、ちょいと恥ずかしさも感じましたが、でも内容は非常に充実していて面白かったです。
歴史勉強の息抜きに1つどうでしょうか。
(2012/02/04読了)
2012-02-05
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歴史・伝記
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読み終わった
(2012年02月04日)
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以前NHKで放送されていた「その時歴史が動いた」より、番組のナビゲーターをされていたアナウンサーさん自らによる名場面集。
タイトル通り30場面紹介されています。
主に日本国内の人物がピックアップされており、戦国・幕末が多め。
あくまで「場面」なんで、人物的には重複している場合もあります。
また海外からも、カエサル、ナポレオン、クレオパトラ、ベートーヴェンと豪華な顔ぶれが紹介されています。
番組のダイジェスト的ではありますが、思っていたより説明は丁寧です。
1つ1つは確かに短めにまとめてはあるのですが、過不足なく上手くまとめてあるという印象。
さくっと読める割に軽くない、いい読後感でした。
正直ダイジェストだと侮って読み始めたけど、いい意味で裏切られました。
図もなく文字ばかりの構成ながら、強調文字を上手く使ってあるので単調ではありませんし、普段小説を読まない人でも歴史好きなら馴染みやすい本だと思います。
結構おすすめです。
さらっと読める割に、結構知的好奇心を満たしてくれました。
今の「ヒストリア」も好きですけど、「その時」も好きだったので懐かしかったです。
再放送してくれないかなあ。
(2012/02/02読了)
2012-02-03
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歴史・伝記
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読み終わった
(2012年02月02日)
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日本の怪談や怨霊、祟り、伝説などを集めて紹介した1冊。
有名どころはほぼ網羅してあった印象です。
見開き2~4ページ程度でコンパクトに纏まっていますが、説明不足感を覚えることなく、結論も押し付けがましいものがないので好印象。
実際にあった怪異とするか、それともただの作り話とするか。
でも、こういったことがあったと伝えられていると淡々と述べられている感じで、ものによってはゾゾゾっとした怖さを感じるものも。
下手に種明かしをしていないところもいいですね。
読者の好きに解釈できるので。
本当に有名どころばかりが紹介されているので、これといった目新しさはありませんが、時代に限らず地域に限らず、様々な怪異をまとめて読めるので面白いですよ。
欲を言えば、もう少し写真があればよかったですね。
小さくて見づらい場合もあったので。
個人的には地元の温羅伝説も取り上げてくれていたことが嬉しかったです。
鬼の話となると勿論、源頼光の話も登場しています。
コラムとして紹介されている内容も充実しています。
最後まで楽しめた1冊でした。
(2012/02/01読了)
2012-02-01
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歴史・伝記
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読み終わった
(2012年02月01日)
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一目で分かる、かどうかはさておき。
原始時代(もしくは縄文時代)から太平洋戦争終戦までの通史を、関連する地図(もしくは図)つきで紹介した1冊。
1項目につき見開き1~3ページ程度でコンパクトにまとめてあります。
但し、全項目に地図が付いている訳ではありません。
基本的に駆け足ですが、戦国時代と幕末・維新期は他の時代に比べて内容量が多めになっています。
ただ江戸は非常に駆け足です。
めちゃくちゃ項目少ないですから。
通史と言っても、重きを置いているのは戦争や対立で、例えば平和的に行われた事柄については触れられていません。
いつの間にか時代が奈良から平安、明治から大正、昭和に移っていたりして、少々戸惑いました。
年号を暗記させられるようなものは、例え戦が絡んでいなくても取り上げて欲しかったものです。
中身もモノクロなんで、物によっては地図が若干見づらいです。
2色でもいいから、色分けして欲しかったなあ。
さらっと日本史をおさらいするにはいい本だと思います。
あくまでさらっとですが。
(2012/01/31読了)
2012-01-31
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歴史・伝記
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読み終わった
(2012年01月31日)
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世界史にまつわる「謎」を、「ヨーロッパ」「アジア」「アメリカ」「アフリカ」の4地域ごとに分けて計50項目に渡って紹介してある1冊。
全ての項目に地図がついています。
1項目につき地図に1~2ページ、文章に2~3ページ、どの項目も見開き2ページの構成になっています。
地図がついていて分かりやすく、文章も読みやすい。
登場するネタも切り裂きジャックに邪馬台国、ピラミッドにケネディ暗殺などなど、有名どころが多数登場するので興味惹かれます。
ただ謎を提示するだけ提示しておいて、その謎に関する答えは丸投げです。
「こういう解釈もある」「こういう説もある」と一応は紹介しておりますが、全ての話に対して「真相は闇の中」オチです。
答えを出すことを完全に放棄しております。
確かに、解釈の割れている話もありますので、明確な答えは出せないかもしれませんが、全部が全部その調子で書かれているので、正直萎えました。
面白い謎を出すだけ出して引っ張っておいて、有耶無耶で終わる……消化不良にも程があります。
何でしょう……凄いトリックで気を引いて、いざ犯人探ししてみたら、犯人が誰だと言う前に「俺たちの冒険はこれからだぜ!」な打ち切り漫画的オチでごまかされたミステリを読んでいるようでした。
一事が万事この有様なんで……あまり期待せずに読むことをオススメします。
(2012/01/30読了)
2012-01-30
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歴史・伝記
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読み終わった
(2012年01月30日)
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「ビブリア古書堂の事件手帖」の2作目。
とある事情で本が読めない体質の主人公が、古書堂に戻ってきてからのお話。
前作で登場した人たちも多数登場。
使い捨てではなく、次の話にも出てくるのは嬉しいですね。
まさか例の少女の妹さんまで登場するとは思わなかったですが。
しかも、今回は主人公の元カノまで登場。
結局当時思っていたことをぶっちゃけ合って蟠りはなくなったようですが(今はいい友人って感じの付き合いのように見えた)気が気じゃなかっただろうな、栞子さん。
その栞子さんにも、前回以上のトラウマが。
洞察力も機嫌のいい時に無意識に口ずさむ鼻歌もお母様譲りだったんですね。
そのお母様は、まさかの失踪中。
母親関係のことは、今後も絡んできそうですね。
自分もあまりに母親に似すぎているので、いつか子供を捨てて出て行ってしまうかもしれないから「一生結婚しない」という栞子さんの発言には度肝を抜かれましたが。
主人公哀れ。
でも、そんな2人も確実に仲が進展してますね。
ここまで前進するとは思いませんでした。
気付けば名前で呼び合うことになり、彼の元カノが出てきて動揺し、彼に嫌われてないと分かった途端に鼻歌が出る栞子さんが可愛いんですけど。
それで結婚しない発言は痛かった。
いつか前言撤回する日が来てくれるといいなあ。
栞子さんの謎解きは今回も冴え渡っていますが、2人の仲についニヤニヤしてしまう自分が……とほほ。
それにしても、作中に出てきた藤子先生の話も司馬先生の話も知らなかったので、驚きました。
司馬先生のは読んでみたいなあ。
(2012/01/27読了)
2012-01-27
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小説(作者名ま行)
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読み終わった
(2012年01月27日)
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幕末時期の有名人や有名事件の陰で、こういうこともあったんだよ、こういう人もいたんだよという重箱の隅をつつくような話題を集めた1冊。
怪談めいた話や噂話、嘘のような、でも本当に起こった話、有名事件の陰で起こった微笑ましい話などなど。
出てくる人物や内容は、幕末の本では決して語られないものが殆どです。
また有名人が絡んでくる話でも、その人を取り扱った本でもあまり語られないようなトリビア的な話が主だったかと。
エッセイと定義で書かれているので、歴史本でありながら堅苦しくなく、手軽に読める昔話といった印象。
現代風に分かりやすく言えば、ニュースでもあまり紹介されない、恐らく2ちゃんねるあたりで話題にされるような小さな話、でも面白い話が多いです。
(オタクでないと分かりづらい表現)
肩肘張らずさらっと読めて面白いです。
当時の文化や風習なども分かりますし、血腥い話も微笑ましい話も色々楽しめて興味深かったです。
歴史勉強のついでに、こういった雑学的話を読むのもいいですね。
個人的に、土方さんの甥っ子さんの話がシメで驚きました。
長寿をお祝いされたその日に大酒飲んで、翌日に大往生って……凄い終わりを迎えた人だったんだな。
知らなかった……
熱いお風呂に入れられたって話は、よく聞いてましたが……土方家、恐るべし。
(2012/01/26読了)
2012-01-27
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歴史・伝記
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読み終わった
(2012年01月26日)
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やっと図書館で借りられた……人気高いですね、嬉しい悲鳴ですが。
明治時代の東京を舞台に、お人好し(※褒め言葉)で優しい雑誌記者と、彼のことを和製ホームズに仕立てたくてたまらない自称ワトソンな超絶美形売れっ子絵師のコンビが事件を解決していく「帝都探偵絵図」シリーズ3作目。
シリーズ名が未だにしっくり来ない自分が通ります。
今回もミステリ短編3作に日常話を含む掌編2編のスタイル。
最初の話は別キャラ視点で描かれて、メイン2人がまさかの脇で驚きました。
結局記者の彼が美味しいところを持って行ってくれたので、安心はしましたが。
これもある意味番外編な作りなのかなと。
日常話は、記者な彼が住んでいる所の大家さんが大人物で驚きました。
いいなあ、面倒見よくて食事も上手な人(男性だが)が大家さんなんて。
泥棒まで改心するとは……恐るべし。
今回もミステリの現場が綺麗ですね。
「びいどろ」の池に、影絵。
明治でも時代遅れになった島流れの話。
特に表題作は、トリック的には単純ですが、前に出てきた怪盗の話も関わってきて面白かったです。
しかし、主人公は自覚のないまま名探偵の道を歩んでいますなあ。
謙虚すぎるくらい謙虚でいい奴ですけど。
絵師がどんどん勢いづいているんで、今後も苦労しそうだ。
また彼の周りの人たちが、ちょっとお茶目なところもあっていいですよね。
父上しかり、母上しかり、大家さんしかり、編集長しかり。
これからもあの世界観でもっと色々なミステリ読んでみたいです。
望む続刊!
(2012/01/25読了)
2012-01-25
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小説(作者名ま行)
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読み終わった
(2012年01月25日)
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後書きの作者さまと編集者さんのやり取りに全てもっていかれえた気がしないでもない。
確かにヒロイン不在率1/3……今回はまだオルバの見た幻の中にちらっと出ただけマシだ。
(前回は動向がちょっと触れられただけだったし)
「烙印の紋章」シリーズ6作目。
タウラン地域を牛耳ろうとしている魔道士ガルダを倒すため、オルバたちが彼の本拠地に向かいます。
影武者時代は巧みな戦術で自分の兵を動かしてきたオルバですが、前回から1傭兵になってしまっていますから、折角作戦を練っても採用されず。
しかもよりによって上の奴が武功を急くばかりの無能と来た。
さすがのオルバも辟易してましたね。
自軍の隊長が無能なほどやりにくいことはないと漏らす次第で。
寧ろ敵の方が彼の活躍を認めていた気がしないでもない。
ごついオジ様たちばっかりですが。
無能な隊長は、後にさくっと殺されていて、不謹慎ながら笑いました。
やむなし。
今回のヒロインは、まさかのエスメナ様。
まさか王道の囚われの身に陥ろうとは。
彼女を助けるためとはいえ、オルバは自分が「ギル」であることを明かしてしまいましたが、どうなることやら。
覚えていないとのことですが、今後今回不在のヒロインのライバルになるのかなあ。
どうなるんだろう。
ガルダの魔法は確かに凄かったですが(そう、この世界は普通に魔法がある)中身は案外小者でしたね。
「ガルダがやられたようだ」「奴は四天王の中で最弱……」展開をいくとは。
もう少しガルダ編は引っ張るのかと思っていたのですが、さくっと倒されて驚きました。
ただ前述の通り、まだまだ魔道士たちの思惑は深いようで、この先色々絡んでくることになりそうです。
さて、タウランで不足していた物を用意した矢先に、メフィウスの侵攻が明かされて終わった今回。
次はタウランvsメフィウスなのかな。
元メフィウス側としてオルバがどう動くのか、楽しみです。
しかし、図書館ではこの6巻までしか書架になくて……は、早く続きを入れてくれ!
(2012/01/24読了)
2012-01-24
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小説(作者名さ行)
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読み終わった
(2012年01月24日)
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さ、最後の最後でまさかの食育オチ、コメディオチ。
あの、感動の涙を返してくれよ、ジル……
「プリンセスハーツ」シリーズ最終巻。
流石最後というだけあって、明かされる事実がてんこ盛り。
てんこ盛りすぎて、キャラクターを思い出す&把握するだけでも悲鳴を上げました。
先生、難しいです、話が。
今回は特にリドリスの話と、キーマの話が多かったですね。
前回で衝撃的な終わり方をしていましたが、リドリス、やっぱり裏切ってはいなかったのか。
最期の兄弟対峙の場面で、ルシードにリドリスの気持ちを少しでも汲んでやれというのは難しい話でしたでしょうが(結局彼が亡くなった後で気付く次第)でも、彼はメリルローズが羨んだほど、愛する兄に自分の存在を残せて幸せだったのでしょうね。
個人的には、仲睦まじい兄弟が見られなくなってしまったのが残念で仕方ありませんが、あの終わり方がリドリスの望んだことなんですよね。
結局彼は最初から最後までルシード大好きっ子だったってことか。
そう思って、また最初からシリーズ読み直すと、違った見方ができるかもしれない。
キーマはキーマで設定が濃い話なので、彼の過去話だけでも相当な量が……
それより昔は女性だったことに驚きました。
ヘスペリアン、侮りがたし。
でも結局敵方(だと思われていた勢力)も、ルシードのために動いていて、彼は王様になるべくしてなったのだなと思わされました。
それだけのカリスマ性が彼にはあったんですね。
トイレに篭るヘタレですけど。
シリーズ始まってからずっと追いかけてきましたが、彼の戴冠式まで拝むことができて幸せでありました。
そこまでシリーズ続くとは思わなかったので……大団円嬉しいです。
しかし、ジルもヘスペリアンなため、長くは現世に留まれない。
いずれ彼女もリドリスと同じように、本物のメリルローズと同じように、ルシードの元を離れる身。
しかも、王であるルシードのために子供も残せない体。
それでも無事に初夜を迎え(やっと、やっとだね、おめでとうお2人さん)、その初夜すら切ないもので。
完全に詰んだと思った矢先のエピローグ……まさか彼女の肉食&大食感が役に立とうとは思いませんでした。
冒頭でも言ったけれども、感動を返してくれジル。
でも、それでこそジル。
終わりからエピローグにかけて、シリーズ初期頃のコメディ部分が多数拝めて感無量でした。
寝起きの悪いルシードを起こすマシアスも久々すぎて、色々な意味で涙が……
これでシリーズ最後かと思うと寂しいですが、あの様子だと心配なさそうですね。
ルシード、そして無事に戻ってきたジル、マシアスたちと賑やかな仲間たちと共に、どうぞ末永くお幸せに。
失ったものもたくさんあったけど、その分、手元にもたくさん残った彼らだから。
と、真面目に締めくくってはみたが、やっぱり最後のコメディ部分が未だに頭に残っていて……くっ、そんなジルが、そんなルシードが、これからも大好きだよ。
欲を言えば、新規ドラマCD聞きたかったです……
(2012/01/23読了)
2012-01-23
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小説(作者名た行)
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読み終わった
(2012年01月23日)
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前回もラストが衝撃的でしたが、いざ新章に突入してみると……まさかのヒロイン不在。
やむなしではありますが、ライトノベルにしては思い切ったことを。
「烙印の紋章」シリーズ5作目。
前述通り、前回のラストはオルバにとっては1つの区切り。
復讐を果たし、影武者の役目を「ギルの暗殺」という形で終わらせた彼は、今度はメフィウスからタウランへ、影武者から1傭兵へと転身します。
舞台が他国へ移ってしまったために、お姫様完全不在。
メフィウス側の話もちらっとは出てきますが、お姫様の視点から語られる話は一切ありません。
思い切った展開を……
ホゥ・ランもいませんし、女っ気がないかと言えばそうでもなく。
今回はまるで悪女のように君臨するヘリオ王妃がヒロインと言えばヒロイン。
+エスメナか。
エスメナ嬢は後々にキーパーソンになりそうですが(夢遊病患者ということで)
特に驚かされたのがヘリオ王妃。
彼女側から語られる場面がないので、凄く誤解していましたが、まさかああいう裏事情が隠されていようとは。
彼女の覚悟、彼女の本心を知ったオルバが、嫌いな王族を相手に頭(こうべ)をたれたのも納得できようもの。
ああいう人間もいたのだということを知ったオルバ、また成長したのではないでしょうか。
今回は1傭兵ではありますが、戦略に関しては今回もオルバが知恵を働かせています。
今度は傭兵からの成り上がりになるのかなあ。
今後の展開が楽しみです。
そう言えば、前回で義妹がギルの正体に気付いていたのに、ギル暗殺の話でさり気なく回避してますねえ。
それも狙ってのことだったのか、オルバ。
(2012/01/20読了)
2012-01-20
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小説(作者名さ行)
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読み終わった
(2012年01月20日)
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図書館の分類(日本十進分類法)で「210=歴史」の文庫本になっていたので、歴史本だと思いきや、中身は「910=日本文学」だった件。
最後の最後で「これはフィクションです」と書かれていて度肝を抜かれました。
道理で、登場する歴史的偉人にえらく個性がついている筈だ。
驚いた。
タイトル通り幕末時の歴史的敗者側からの視点で描かれた連作短編小説。
ペリー来航時から江戸城明け渡しまで(お話が終わるタイミングが若干不自然な位置ですが、それはさておき)の時系列順に、各章で登場人物が交代します。
阿部正弘・井伊直弼を始め、松平兄弟に篤姫、和宮など、登場する人物は豪華な顔ぶれで計13人。
章も13章となっています。
前述通り歴史本ではなく、あくまで歴史小説なので、それぞれの人物にはキャラクターを持たせています。
会話も多数登場しますし。
基本的にはいいなとは思ったのですが(特に容保公と新選組の土方さんとの信頼関係には悶えた)小栗忠順が小物というか、凄く残念なキャラクターで描かれていたのはショックでした。
何か処刑されて当然な扱いで書かれていたような。
作者さまは小栗さん嫌いなのかなと、そう思ってしまった次第です。
読んでいて、ちょっと辛かった。
(2012/01/19読了)
2012-01-20
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小説(作者名た行)
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読み終わった
(2012年01月19日)
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