この著者は優しい心根の持主と、本を読んでいて感じられる。登場人物に悪人がいない。居ても止むを得ない事情があるとか真からの悪人がいない。著者の後書きでは現代を時代ものにアレンジしているとの事であるが、現代の問題を巧みに、読者にそれと感じさせずに時代物としているところはさすがである。
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- 感想投稿日 : 2011年9月20日
- 読了日 : 2011年9月16日
- 本棚登録日 : 2011年9月16日
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