仕事に使える「考え方」を探ろうと読んでみた。ここで述べられている考え方は仕事という枠組みではなく、歴史から学べる「考え方」であった。まさに「本質」なのであるが、仕事ではそのまま使えないのではと一瞬後悔してしまった。が、「本質」なのだからビジネスに応用出来るはずであり、すべきであると反省した。
参考となったのは下記の点。
① 敵(他者)を知る。→自分を知るために
② 考えを言葉にする。
③ 欧米:論理優先、日本:感性優先
日本人である自分は論理を補完的に使用する。
④ 「早く見つけ、遅く行動し、粘り強く主張し、潔く譲歩する」
タイミング重視
⑤ 変化の前に不変のものを考える。
⑥ 情報戦略:目的意識を明確に
フランス型の総花的な大量収集よりもイギリス型のピンポイン
トの収集で
⑦ 性急に分かりやすい型にはめない。
⑧ ばらばらの事実から真実を見つけ出すこだわりをもつ
ビジネスどころか自分の本質的な考え方を磨く上で有用な知恵となることが分かった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
思想
- 感想投稿日 : 2012年4月28日
- 読了日 : 2012年4月25日
- 本棚登録日 : 2012年4月25日
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