グレッグはいなくなったけど、それでも結局ジェルミ自身は救われないのが悲しい・・・
イアンの葛藤もわかるけれど、ジェルミに対してさんざん真実を!と追及しておきながらいざ知った真実が自分の意に添わなければ信じないとか、前半は結構ひどい。確かに、尊敬していた父親が実はド変態でしたとか、すぐには認められないだろうけど・・・。父親の裏の顔を認めてから、彼がどうジェルミに償おうとするかが今後の課題。
読書状況:読み終わった
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○萩尾望都
- 感想投稿日 : 2014年6月5日
- 読了日 : 2004年12月
- 本棚登録日 : 2012年11月5日
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