沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ三 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2011年11月25日発売)
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本棚登録 : 586
感想 : 34
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この人が裏切っていて、まさかのあの人があの人で…
阿倍仲麻呂や高力士の手紙によってだんだんと明らかになっていく真相。過去の事件と現在の事件が少しずつ繋がってきています。
かつての宴を再現して、何が起こるのでしょう…!最終巻が楽しみです。

逸勢の素直なところに本当に癒されます。空海が逸勢に仏法、密法について語る場面が好きです。逸勢のように私もわかったようなわからないような気分になりました。
空海が超人すぎて、ちょいちょい逸勢はプチ劣等感に悩まされますが…、遣唐使として唐に来ている時点で逸勢は十分優秀なはず…!笑

それにしても、宮廷で生きていくことの尋常でない大変さ…怖すぎます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史小説
感想投稿日 : 2014年5月27日
読了日 : 2014年5月22日
本棚登録日 : 2014年4月2日

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