ついに完結。
ちょっと尻すぼみだったかなぁ。
結局、古代に国への怨讐を抱いて作られた案山子を使って、幼馴染同士の壮大な喧嘩が終わった、という感じかなぁ。
案山子と代々の隻の思いが、澱のように重なっていく…とか、設定は良かったものの、その良い設定があまりストーリーに絡んでこなくて活かされてなかったかも、と思いました。
阿幾の最期とかもアッサリで「え?」という感じ。その後は怒涛のように村が日常と普遍に戻っていく…というお決まりの展開なので、皆さん書かれているように不完全燃焼感が少しありますね。
(余談ですが、ここでアニメのOPの石川智晶さんの不完全燃焼が脳裏に流れてきました(笑))
ラストシーンは宮崎アニメっぽい終わり方でした。
できたら、もう少し案山子の誕生の古代エピソードを見たかったかも。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2013年6月19日
- 読了日 : 2013年6月19日
- 本棚登録日 : 2013年6月10日
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