やりみずさん
與那覇 潤
文藝春秋 (2011年11月19日)
人文 読み終わった
著者の専門は日本近現代史ということだが、日本史だけでなく世界の過去と現在、そして近未来を「中国化」という概念で論じ切った快(怪?)著。「専門家のあいだではもう常識」と繰り返されるのにはちょっと閉口したけど、ほとんどすべてのページに目の覚めるような指...
中村 政則
岩波書店 (2009年11月14日)
司馬さんの『坂の上の雲』を読んだのはだいぶ以前のことですが、前半の秋山兄弟や正岡子規の青春時代が描かれている部分が特に印象に残った思い出があります。史実を踏まえつつも司馬さん特有の解釈や講釈がふんだんに散りばめられていて、それが作品の大きな魅力...
蛇蔵&海野凪子
メディアファクトリー (2009年02月18日)
日本語教育の現場で体験できる楽しい出来事が満載です。面白いし、なるほどねとためにもなるし、先生も留学生たちもキャラがとってもかわいい。 日本語教師が主人公の作品が、こんなにベストセラーになったのも初めてじゃないでしょうか。続編も出るのかな。...
岡田 尊司
幻冬舎 (2009年09月30日)
医学 読み終わった
アスペルガー症候群について書かれたいちばん新しい本。新書としてはかなりのページ数で、内容も豊富です。わかりやすいし、最新の知見に裏打ちされているし、多数の有名人(ビル・ゲイツ、アインシュタイン、ヴィトゲンシュタイン、ダーウィン、エジソン、キルケ...
村上 春樹
新潮社 (2009年05月29日)
文学 読み終わった
吉本 隆明
新潮社 (2008年12月20日)
新潮文庫から出たばかりの吉本隆明の『詩の力』をよみました。10代の終わりに傍線を引きながら「戦後詩史論」を読んだやりみずからすると、吉本さんはなんてカドがとれちゃったんだろうと思ったりもするのですが、同時に大学時代に初めて講演を聴いたときに感じた...
エリザベス・ムーン 小尾 芙佐
早川書房 (2008年12月10日)
文庫本で600ページあまりの長編ですが、二日でいっきに読み通しました。『アルジャーノンに花束を』の訳者でもある小尾芙佐さんの翻訳もすばらしいです。 解説の大野万紀さんがコメントしているように、主人公のルウは自閉症スペクトラムの中でも高機能で、ア...
川上 弘美
新潮社 (2008年11月)
よしもと ばなな
文藝春秋 (2008年11月13日)
ばななさんはあとがきで「つらいファンタジー」と言っていますが、たしかに、あまりにもあんまりな設定なんですが、どういうわけかそれでも救われるというかなかなか絶望しきれないというか、主人公をあきらめきれないというか、夢の中の夢であってほしいというか...
神谷 秀樹
文藝春秋 (2008年10月17日)
経済 読み終わった
現役の投資銀行家が語るアメリカ金融資本主義への批判の書。住友銀行からゴールドマン・サックスに転じ、バブル崩壊後にニューヨークで投資銀行を創業したという著者のプロフィールを見たときは、「同じアナのムジナ」じゃないのかと思ったりもしていましたが、な...
金子 勝 Andrew DeWit
岩波書店 (2008年10月07日)
70ページの小冊子ですが、中味は濃い。読書会や勉強会に最適ですが、ひとりは経済学の専門家がいた方がいいんでしょうね。出版されたのは今年の10月で、その後の原油価格の急速な下落は予測できなかったみたいですが、何が起こっているのか、どうしてそれが起きた...
ジム・フシーリ Test
新潮社 (2008年02月29日)
音楽 読み終わった
今夜は私の部屋に引きこもって、発売されたばかりの『ペット・サウンズ』(ジム・フジーリ著、村上春樹訳、新潮社)を読み通しました。素敵じゃないですか。奇跡的な名盤となったビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』を、一度も聴いたことのない人にはなんだか...
吉田 秋生
小学館 (2007年04月26日)
漫画 読み終わった
帰宅して、届いたばかりの『このマンガがすごい』(宝島社)の2008年版を開いていたら、吉田秋生の『海街diary1 蝉時雨のやむ頃』(小学館)が、オンナ編の第2位に選ばれていました。何だかうれしくなって、でも1位じゃないのはなぜなんだとぶつぶついいながら...
こうの 史代
双葉社 (2008年01月12日)
『夕凪の街 桜の国』 で、すっかりこうのさんの世界のとりこになってしまったやりみずですが、この新刊も期待にたがわず、何度も読みかえしたくなるすばらしい作品です。 下巻が出るのが待ち遠しいのですが、可憐で健気なヒロインがはたして8月6日を生きのびる...
双葉社 (2005年07月28日)
こうのさん、『夕凪の街 桜の国』に続いて、こんなにすばらしい作品を世に送り出してくださってありがとうございます。私の急所のほとんどすべてが射抜かれてしまったようで、読み終わってしばらくは立ち上がれません。 「そして誰より、いまここまで読んで...
双葉社 (2004年10月12日)
連作3編で100頁足らずですが、めったにない名作です。気がついたら4回も読みかえしていました。ヒロシマを主題にしたコミックで、こんなに心を動かされた作品は今までになかったと思います。
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