ご冗談でしょう、ファインマンさん 1: ノーベル賞物理学者の自伝

  • 岩波書店 (1986年6月23日発売)
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感想 : 43
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蔵書を漁って20年ぶりに読んでみた。今でも十分通じる名著であることを改めて確認できた。
ファインマンの素晴らしさは、どんなことに対しても自分で考え、工夫して、理解しようとしているところだ。

”僕たちは「できるけどやらないだけのことさ」といつも自分に言い聞かせているわけだが、これは「できない」というのを別な言葉で言っているだけのことなのだ。”

また、現在では”仮説”と書くであろうところを”仮設”ち訳してある。古い表現なのか、より論理的な意味合いを強めるためなのか。ファインマンをみならって自分で考えてみることにしよう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2015年5月23日
読了日 : 2015年5月23日
本棚登録日 : 2015年5月23日

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