国を思い、社員を大切にし、常に正義を貫こうとする誇り高き日本人。小説なので多分に美化されているのであろうが、こんな生き方をしたいと思わせる作品であった。
この誇りの高さは、いわゆる明治生まれの気質ということだろうか。では、昭和生まれの気質とは?戦後生まれの気質とは何か?と問われたら何と答えるのだろうか。
いや、この作品が言っていることは、そのような設問に対して何と答えたいか、そしてどんな矜持を持って生きているのかを考え直せということだと感じた。
まだまだ、先の長い人生だと信じて、誇り高い信念を持って生き抜いていきたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2014年8月30日
- 読了日 : 2014年8月30日
- 本棚登録日 : 2014年8月30日
みんなの感想をみる