幻想、推理、薔薇、そしてスイート。(牛乳こーひい。)
虹ヶ原 ホログラフ
浅野 いにお
太田出版
(2006年07月26日)
まんが
件は予言した。その予言がどうなるのかと問うと「怖がらないで。すべてはあなた次第よ」とだけ言った。。。
「(前略)/レティクルの神様/ただひとつのお願いがあります/かなえてください/人も虫も夢も月も靴も街も薔薇もエメラルドも悪い人もやさしいあの人...
×××HOLiC(10) (KCデラックス)
CLAMP
講談社
(2006年11月17日)
まんが
ひーまーわーりー!
やっと、買った甲斐のある巻に到達いたしました。
ピンクのシフォンケーキ、クリームもピンクなのをスタバて食しながら読んでいたので、本当にびっくりしたけど。。。。シンクロニシティ?
LOVELESS (7) (ZEROSUMコミックス)
高河 ゆん
一迅社
(2006年11月25日)
まんが
高河ゆん「LOVELESS」新刊。
この夏から10年ぶりくらいで
高河さんの漫画を再び読むようになりました。
一時期荒れに荒れたからね、絵とか。
友人曰く
「いつまで読んでも
物語設定説明が一切ない漫画ばかり載っている、
雑誌ゼロサムの典型...
大奥 (第2巻) (JETS COMICS (4302))
よしなが ふみ
白泉社
(2006年11月29日)
まんが
よしながふみ新刊「大奥」第二巻。
制度上において男女の役割の「なりかわり」が
いつどのように起きたのか、を語る巻。
三代将軍とお万の方といえばテレビでもやってましたが、
わちきしのお気に入りは
目下この「よしなが大奥」と、
吉屋信子が書いたお二...
ステーションの奥の奥 (ミステリーランド)
山口 雅也
講談社
(2006年11月09日)
推理小説
講談社ミステリーランドシリーズの中では最も分厚い本となった1冊。新しい本なのにどこか昔懐かしい感じのする、ワクワクドキドキな正真正銘の児童文学である。登場する人物の誰もが魅力的で、舞台立ても最高、そんな中で小学生たちの冒険がいっぱい、読んでいて楽...
エリカスタイル
桜沢 エリカ
祥伝社
(2006年10月)
ファッション
元祖おされ漫画家、桜沢エリカのファッションエッセイ漫画。漫画家のひとのライフスタイル談義って、安野モヨコや一条ゆかりやよしながふみ(そういえばデビュー前の高河ゆんもそうだった)なんかの例をとってもわかるようにすごく面白い。写真とかで構成された同様...
さくらの唄(上) (講談社BOX (アA-01))
安達 哲
講談社
(2006年11月01日)
まんが
このひと、昔はこういう絵柄だったんだ、知らなかった。
探偵青猫 5 (花音コミックス)
本仁 戻
芳文社
(2006年10月30日)
まんが
久々の、本仁戻節全開。本領発揮の1冊。きたわー。
青猫パパと早乙女の、古くは「李歐」、最近では「ブ
ロークバックマウンテン(この映画は物語的に役不足
だがまあいっか)」といった、長きにわたる美しい物
語に痺れます。総てを、なにもかもをあからさまに...
デトロイト・メタル・シティ (2) (JETS COMICS (271))
若杉 公徳
白泉社
(2006年10月27日)
まんが
「コレは遊びじゃねえ、引っ込んでろバイト共!!」「ぐわっ! まじパンチ!」。。。笑った。笑いました。クラウザーさんたちの伝説を更に伝説としてきらびやかに彩っていく、ファンたちの妄想言語力がますます楽しい1冊。クラウザーたん、って(笑)。
なめくじ艦隊―志ん生半生記 (ちくま文庫)
古今亭 志ん生
筑摩書房
(1991年12月)
エッセイ
自分が勝つ為に見苦しいまでにやったってどうする、客を喜ばせるためにやるのが相撲や野球じゃないのかい。。。とまあ、こんなことが語られている落語家のエッセイ。最近でいえば日ハムの新庄なんかは、まさしくこれですよ。かっこいいったらありゃしない。そんな気...
山口晃が描く東京風景―本郷東大界隈
山口 晃
東京大学出版会
(2006年09月)
東京大学にいったことはおありですか?
個性的な展示で有名な弥生美術館の方向から東京大学を目指していくと、この大学のたたずまいの面白さに心打たれます。先日の鮎川哲也賞作品「ヴェサリウスの柩」も東京大学と思しき大学が舞台で、あの独特の雰囲気をよく伝え...
山口晃作品集
山口 晃
東京大学出版会
(2004年10月)
本屋の美術書コーナーで、ブルースウェーバーの写真集を探していたときに思わず見つけた1冊。日本橋三越改装時キャンペーンポスターや(あの時の新聞広告やっぱり保存しておけばよかったー!!とつくづく悔やまれる)、テレビCMでもお馴染みの「江戸しぐさ」、読売...
邪魅の雫 (講談社ノベルス)
京極 夏彦
講談社
(2006年09月27日)
推理小説
京極堂シリーズ、学校の授業やゼミで勉強した課題がテーマになることがとても多いので、いつも復習をしているような気分になる。中禅寺が今回の謎解き(といってしまおう、便宜上)冒頭で語っていた「伝説」と「説話」と「物語」の違いなども、非常に懐かしかった。...
のだめカンタービレ(16) (講談社コミックスKiss (613巻))
(2006年10月13日)
まんが
あらー、今回のウィリアムテル序曲はよかったわあー。それから音楽理論の話を、しかも「調和」の話をひさしぶりにうかがったわ(それも漫画で)。んー、このまま漫画が続いたらそのうち千秋はオペラやんのかな。なんせ「総合芸術」ですからね、オペラは。多くの指揮...
働きマン(3) (モーニングKC (1550))
安野 モヨコ
講談社
(2006年10月06日)
まんが
時々こう、心が壊れ過ぎて、今日明日これから何を着て出かけようか、なにをどう着ればいいのだろうというとき、つまりは自分に自信も気力も何もかもないとき、この漫画の松方の着ているよーな服やなんかを参考にしようと思ったこと、けっこうあります。自分とは正反...
鉄子の旅 (1) (IKKI COMIX)
菊池 直恵
小学館
(2004年11月30日)
まんが
「今日もいっぱい電車にのれるぞ!!」とのたまう人たちは、「今日もいっぱい古本をさがすぞ!!」とのたまう人たちと似たものがある。彼らには「おたく」という軽い言葉は似合わない。その上のランクの言葉である「マニア」がしっくりくる。本書は、鉄壁の鉄道マニ...
さよなら絶望先生(5) (少年マガジンコミックス)
久米田 康治
講談社
(2006年09月15日)
まんが
何と言っても「前巻までのあらすじ」ブラボー。玩具と伯爵、いいなあ。
さて、その前巻にくらべて今回ポリティカルな部分が良い意味ですっきり抜けて、面白さが回復されています。ああ良かった(ちょっと酸っぱいものがあったからなあ。。。)この巻もそうだったら...
カミヨミ 5巻 初回限定版 (SEコミックスプレミアム)
柴田 亜美
スクウェア・エニックス
(2006年09月)
まんが
昨今限定版という名の下にオマケ本がくっついているけれども、何故総じて同人誌のようなちゃちい造りになってしまうのか、ナゾである。安易すぎる感は否めない。この「カミヨミ」の限定版は「偽カミヨミ」ってなっていてまだ良心的確信犯でもあるのだが(ついでかも...
探偵儀式 (3) (角川コミックス・エース)
清涼院 流水
箸井 地図
角川書店
(2006年03月25日)
まんが
「あんたらは現実の事件とミステリー小説をごっちゃにしてるのさ」という、2巻から続くキーワードがより激しく強調されたこの3巻(しかも子供相手に容赦なかった。。。)。 んー、虚無っぽくなっていくのかなあ(微笑)。探偵達には既に厭と云う程自分自身の「犯...
探偵儀式 (2) (角川コミックス・エース)
清涼院 流水
箸井 地図
角川書店
(2005年03月26日)
まんが
笹山さんて、泉鏡花でいえば「草迷宮」の小次郎法師、三島由紀夫でいえば「豊饒の海」の本多某のような存在なんだろーな。「記録者」というか「立会人」というか、そんな感じ。決して死ぬことは許されず、見届けるという役目を負ったひと。「なにもないところへ来て...
探偵儀式 (1) (角川コミックス・エース)
清涼院 流水
箸井 地図
角川書店
(2004年04月03日)
まんが
大塚英志が原案脚本を担当したことによって、稀に見る才能の持ち主であること間違い無しの漫画担当箸井地図を得ることとなった、原作担当の清涼院流水に心からの祝福を贈りたい。大塚は、その漫画家の選定において、同じことをしている中でもかなりハイレベルな森博...
×××HOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル
西尾 維新
講談社
(2006年08月02日)
推理小説
西尾維新による「×××holic」ノベライズ化。著者公認によるそれが只の二次創作にならなかったのは、やはり西尾の力量である。ただし、第一話の導入部分にやや冗漫な印象があり、そこで読みづらく感じるのが非常に惜しい。なぜなら、諦めずに読み進めれば第三話は西尾...
ドージンワーク(2) 限定版 (まんがタイムKRコミックス)
ヒロユキ
芳文社
(2006年07月27日)
まんが
おまけの小冊子のほうがまだしも面白く感じたのは。。。。一体どういうことなのでしょう。困った。
×××HOLiC(9)(KCDX)
(2006年07月14日)
まんが
噂に高い、百目鬼君のおじいさんが遂に登場。夢買いの貘が出てくるお話は面白かった。が、全体的な間延び感は否めず。もうちょっとスピードアップをお願いしたいものである。
銃とチョコレート (ミステリーランド)
(2006年05月31日)
推理小説
ミステリーランドシリーズの中では貴重な、真の子供向け作品。もちろん大人も楽しめる。こども自身が、自分の知識の成長にあわせて後から「ああこれってこういうことだったのか」と分かって理解していくことを期待するかのような、抑制のきいた描写は非常に端正で、...
シュガシュガルーン(6) (KCデラックス (2166))
安野 モヨコ
講談社
(2006年07月13日)
まんが
バ、バニラ! バニたん! 戻ってきました、バニラ。ショコラやママのいるロワイヨームへ。バニラのノアールハートを捕った時にショコラの中に流れ込んだ、今までのバニラの記憶や思いの描写は凄かった。誰かにとっては朝飯前の事でも、別の誰かにとってはすごく難...
ツバサ(15) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (3691巻))
CLAMP
講談社
(2006年07月14日)
まんが
相変わらず話そのものは遅々として進まず。週刊連載だけど、雑誌で読んだらますます訳わかんないだろう。一つのエピソードに時間をかけたいのはわかる、であるならせめてonepieceを見習ってほしい。飽きさせない努力が不足している。
さよなら絶望先生(4) (少年マガジンコミックス)
久米田 康治
講談社
(2006年06月16日)
まんが
千里ちゃん、大活躍。
自分の定めた基準にきっちりすぎるあまり、他人にもこの物差をあてていくのですが、誰も許せなくなって断罪断罪また断罪、ひとりぼっちになっちゃうよ、っていうのがよくわかりました。
夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)
米澤 穂信
東京創元社
(2006年04月11日)
推理小説
あまりよく本を読まないので詳しくは存じ上げないが、東京創元社という出版社には天下に誇るお家芸というものがあるらしい。一つには、出す出す出ますと云っている本が何時まで経っても発売されないという芸(最近確立された芸風なのかと思いきや、紀田順一郎の「戦...
DEATH NOTE (12) (ジャンプ・コミックス)
小畑 健
大場 つぐみ
集英社
(2006年07月04日)
まんが
これまで主人公/夜神月が見た目も美しく描かれていたのは、ひとえにこの最後の醜悪さを際立たせることにあったのではないのか、と思わせる程素晴らしかった最終巻。そして、これは L という希有の名探偵への美しい鎮魂歌であった。誰もがLを追い求め、目指し、超え...
カミヨミ (3) (Gファンタジーコミックススーパー)
柴田 亜美
スクウェア・エニックス
(2005年09月17日)
まんが
天馬が正式に零部隊に入隊、軍内部で起こった隊員の行方不明事件を追う新展開の「天狗の神隠し」編。鞍馬山といい、天狗といい、舞台立ては最高である。
のだめカンタービレ(15) 限定版 (プレミアムKC)
二ノ宮 知子
講談社
(2006年06月09日)
まんが
それなりに面白かったのに。。。印象は「もやしもん」の販促活動としか。漫画の中に「もやしもん」が飛び入り参加しています。御丁寧に菌の説明付き。マングースももれなく付いてはいましたが。。。今は、かもしてる場合じゃないと思います。ったく、発酵さしたろか...
緋色のマニエラ―山本タカト画集
山本 タカト
トレヴィル
(1998年02月)
ファッション
いただきもの。「緋色のマニエラ」という別名のある画集です。以前別の画集の表紙を某所で見て(ビニールパックされていて、中身は見られなかった。今思うと納得の感あり)、「綺麗。。。」と騒いでいたら、その時同席していた方から後日この画集が送られてきたので...
ナルシスの祭壇―山本タカト画集
山本 タカト
エディシオン・トレヴィル
(2002年07月20日)
ファッション
画集「緋色のマ二エラ」と同時に戴きました。ありがとうございます。えーっと、画像が出ないのは賢明な処置かと存じます(いやいや)。
春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)
米澤 穂信
東京創元社
(2004年12月18日)
推理小説
「我々庶民は」という類いの枕詞から話を始めるようなテレビのニュースキャスターや解説委員がいる。はっきりいってそういう物言い自体に何とも言えない違和感や偽善性を感じることはないですか?彼らは明らかに「庶民」でも「一般市民」でもないことが私たちにも彼...
さよなら絶望先生(3) (少年マガジンコミックス)
久米田 康治
講談社
(2006年03月17日)
まんが
つらつら考えてみるに時事皮肉おちょくりまんが、とでもいうべきか。単行本になってから、つまり連載時から若干のタイムラグをもって本作を読むと、これまでの社会世相のよい復習となり、また自分の記憶力確認にもなる得難いまんがである。先日、ついに朝日新聞書評...
STAYプリティーFirst Love (フラワーコミックス)
西 炯子
小学館
(2006年02月24日)
まんが
西炯子の連作シリーズ「STAY」最新巻。第1巻で書かれた、川中高校演劇部部長のよーぴん先輩と演劇部顧問の松木先生のその後のお話(結婚したよ!)。いままで高校生を中心にしてきた物語「STAY」、今回は松木先生の新しい赴任先の村での出来事を題材に、子供から大...
毎日かあさん3 背脂編
西原 理恵子
毎日新聞社
(2006年04月27日)
まんが
5/7朝日新聞には、朝日新聞の皆様こんにちは、とばかりに「毎日かあさん/黒心営業編」と題した四コマ漫画入り広告が載っていた。読ませるなあ、本当に上手い。笑った。さてそんな3巻、子供に対する観察眼は相変わらず鋭く優しい。そして、そんな子供を持つ「お...
うっとり下着川柳
トリンプインターナショナルジャパン
かんき出版
(2006年04月)
詩歌集
インナーの大手メーカー/トリンプインターナショナルジャパンが毎年秋口に発表している、インナーウエアにまつわる川柳を1冊に纏めたもの。今まではトリンプ製品愛用者のみがひっそり楽しむことが出来た、この面白川柳(何せお店で配られる「アンジェリークマガジ...
DEATH NOTE (11)
小畑 健
大場 つぐみ
集英社
(2006年05月02日)
まんが
いい展開ですね。ライトがますます黒くなってますが、二アも負けてないのでいい勝負。Lが足りなかったものは、二アのこのふてぶてしい剛胆さだったんだろうな。
さよなら絶望先生(2) (少年マガジンコミックス)
久米田 康治
講談社
(2005年12月16日)
まんが
太陽出版、関西美術印刷、金沢印刷。こげな名前が刷り込まれた段ボール箱に囲まれて暮らす少女。。。。自分を見ているようで全く洒落にならない「見るに堪えないもの」を見たい人には、とってもお薦めのギャグ漫画第2巻。漫画のコマ内に箇条書きされる、「死に至る...
よつばと! (5) (電撃コミックス (C102-5))
あずま きよひこ
メディアワークス
(2006年04月27日)
まんが
よつばちゃんの楽しい毎日、第5巻。「うみいくっていったー!」って泣いたあとに、空気をひょおおおーって吸って、びゃーって泣く。ほんと、こういうふうに泣くよね、小さい子。周りの大人もますます良い味出してます。
ケロロ軍曹 (11.5) 公式ガイドブック (カドカワコミックスAエース)
吉崎 観音
角川書店
(2005年12月26日)
まんが
ケロロ軍曹のガイドブック。メイキングオブケロロという、作者の努力や戦略(ちょっと大袈裟かな?)が読み取れる小文が面白い。まんがを描いたことがあるひと(下書きしてペン入れ、効果いれてトーン貼るところまでやったことのある人!)は、すごくこの本を面白く...
PLUTO (3) (ビッグコミック)
浦沢 直樹
手塚 治虫
小学館
(2006年03月30日)
まんが
西原理恵子の漫画「うつくしいのはら/PLUTOによせて」は、「PLUTO」を知らない人が読んでも、漫画として素晴らしい。実は、わたしは、この「PLUTO」という浦沢漫画を楽しむ為にまだ手塚本編に手を出していない。いや、ほんとはとっくに読んでいなければいけないのだ...
ツバサ(14) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (3655巻))
CLAMP
講談社
(2006年04月17日)
まんが
CLAMPの漫画の中でも人気が高い「東京BABYLON」と「X」。というか、後者は、前者の続編なんですけどね。であるからして、場合によっては前者での主人公たち/皇昂流と桜塚星史郎の確執の果て、というものごっついクライマックスを終えたところで中断してしまった「X...
フラワー・オブ・ライフ (3) (Wings comics)
よしなが ふみ
新書館
(2006年04月)
まんが
よしながふみの漫画が傑出していると感じる点の一つに、対人関係の扱い方がべらぼうに上手いところが挙げられる。巻頭の、新宿伊勢丹ならぬ新宿似勢丹で女の子達が買物をする第10話は、その美点が如何なく発揮されたもののひとつ。司法を大学院まで勉強したこのひ...
詩歌の待ち伏せ 2 (文春文庫)
北村 薫
文藝春秋
(2006年03月10日)
詩歌集
推理作家/北村薫が、心の隙間にふんわり忍び込んでくる詩歌について語ったエッセイ集の文庫本化。最終項で、あの名高い中井英夫/中城ふみ子往復書簡について触れている。中城が歌集「乳房喪失」の原型となる原稿を中井が当時編集長を務めていた短歌雑誌に送った有...
カミヨミ 2 (ガンガンコミックス)
柴田 亜美
スクウェア・エニックス
(2005年01月22日)
まんが
一巻から続いた「下関/赤間関事件」の完結を見る当巻、読んで悔い為し!想像以上の解決編です。カミヨミの末裔である双子の片割れであり、本作のほぼ主人公クラスでもあった菊理姫
が、最後に恐ろしいほど綺麗に咲き誇ります。各章題の付け方も美しい。個人的には...
カミヨミ 1 (ガンガンコミックス)
柴田 亜美
スクウェア・エニックス
(2004年08月21日)
まんが
ゲーム好きなら良く御存じの美形漫画家/柴田亜美。本作は、柴田の本領発揮、超シリアスなまんがである。明治末期を舞台に「フレテハナラヌモノ、アッテハナラヌモノ」を巡って日本軍部の秘密部隊、警察、そして魂喚ばいの術をあやつる「カミヨミ」の血筋末裔である...
新世紀エヴァンゲリオン (10) (カドカワコミックスAエース)
貞本 義行
角川書店
(2006年03月25日)
まんが
どうしようかと思いつつ、新刊が出ると買ってしまう漫画群の1冊。貞本さんの絵柄がちょっと変わったような気がする
びっくり館の殺人 (ミステリーランド)
綾辻 行人
講談社
(2006年03月17日)
綾辻行人の、館シリーズ第八作目。講談社の元・超有名編集者宇山秀雄氏が担当なさっていた、こどものためのミステリーランドシリーズ第9回配本分として発行された書き下ろしである。
読めばすぐ判るほど「虚無への供物」全面フィーチャー(言い過ぎ?)。
ま、そ...
雨柳堂夢咄 其ノ十一 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)
波津 彬子
朝日ソノラマ
(2006年03月21日)
まんが
2年ぶりですか、波津彬子の骨董ふしぎ漫画第11巻。ただの妖怪不思議まんがかといえば、それは大違いです。実は人間と人間、人間と物精の間にある、気持ちのやりとりや、思いやりを描いたまんがなんですよね。
ひさしぶりに波津ワールドに浸れた1冊でした。
ケロロ軍曹 (10) (角川コミックスエース)
吉崎 観音
角川書店
(2005年02月25日)
まんが
いきなりシリアスな展開になってた10巻。思いやりと友情の漫画です。ガルル中尉がすんごいかっこいい。が、それを凌ぐ
夏美ちゃん、冬樹くんのかっこよさ。ケロロやクルルも真面目にかっこよかった。そしてモアちゃんやギロロやポールの、大切に思うものへの愛の...
五感の友
後藤 繁雄
リトルモア
(2005年04月)
先日雑誌アエラを読んでいたら、この本に出ていた人が「現代の肖像」というコーナーに出ていました、成長した姿で。この「五感の友」という対談集に載った時点で既に有名人であるわけですが、偉い人は常に変化し、成長しているわけですね。その影には努力がある、も...
切ないOLに捧ぐ (講談社文庫)
内館 牧子
講談社
(1995年04月)
エッセイ
酒井順子「負け犬の遠吠え」は、あんなにメディアに取り上げられる前であったら素直に気恥ずかしくなく手に取れたのに、と思う女性は多いのではないだろうか。気恥ずかしい題名、それは本書も同じである。エロ本を買う男子が他の本に挟んでレジに持っていく気持ちに...
きょうもいい塩梅 (文春文庫)
内館 牧子
文藝春秋
(2004年11月)
エッセイ
たべものを題材にさまざまな人間関係を書いたエッセイ集。そこには一種向田邦子のドラマを思わせるような、道具立ての上手さがある。個人的に面白く思ったのは、著者が長く務めていた三菱重工の「自社およびグループ製品愛好」および「お取引先製品愛用」を書いたエ...
天璋院篤姫〈下〉 (講談社文庫)
(1987年11月00日)
歴史小説
皇女和宮、フジテレビのドラマ「大奥」でも「虐められ役」みたいなところがありましたが、なにか違うと思いませんか。絶対最初いけずな感じだったと思うんですよ、実際は。そもそも京都の公家スタイル(御所風)のまま大奥で生活する、という条件で降嫁したこと自体...
天璋院篤姫〈上〉 (講談社文庫)
宮尾 登美子
講談社
(1987年11月)
歴史小説
フジテレビ「大奥」を見ていた人たちは、覚えているでしょう。第1章で、大奥総取締/滝山が眉をピクっとさせながら頭を下げていた(滝山役の浅野ゆう子は上手かった、見直した!)、徳川第一三代将軍家定の御台所(正室)天璋院篤子の一生を描いた歴史小説です。も...
多重人格探偵サイコ (11) (角川コミックス・エース)
田島 昭宇
角川書店
(2006年02月25日)
まんが
いつのまにか11巻。そしていつのまにか大江公彦サーガ(大塚漫画や原作小説を読んでいる人には周知、「大江公彦
」の名を持つ登場人物が出てきている物語の一群を指す)になっていた。雑誌読んでいないので知らなかった。早く次が出ないかなー。あ、田島さん、ち...
黄色い本 (アフタヌーンKCデラックス (1488))
高野 文子
講談社
(2002年02月20日)
まんが
高野文子の漫画。初心者には雑誌「hanako」に連載されていた「るきさん」(ちくま文庫)をお薦め。とっつきにくさが軽減されて、次の本が読みやすくなる。さて、この表題作「黄色い本」は、本と共に在る人生の一季節を描いた漫画。本と読者の幸福なあり方の一つが描...
「三島由紀夫」とはなにものだったのか (新潮文庫)
橋本 治
新潮社
(2005年10月)
評論
橋本治が三島由紀夫の「豊饒の海」4部作を中心に読みときながら、「三島由紀夫」と平岡公威について言及する大変優れた長篇評論。第1回小林秀雄賞受賞作品。ここには、よくありがちな「他説との比較や同調もしくは反論」というものは殆どない。あくまでも作品のみ...
ひとりで生きるモン! 2 (キャラコミックス)
西 炯子
徳間書店
(2006年01月25日)
まんが
漫画家/西炯子が、最終的にはほんとに独りきりで連載してた小学館パレット文庫の挟み込み栞用四コマまんがの単行本化第2弾。そもそも同文庫、最初はヤングアダルト小説とかがいっぱい出ていたのに、気が付けばいつのまにか霧島ケイの伝奇
小説「封殺鬼」シリーズ...
くもはち (カドカワコミックスAエース)
山崎 峰水
角川書店
(2005年12月22日)
まんが
大塚英志原作の妖怪まんが。実在の人物や事件を絡めて「新たな」物語を作る、大塚の得意なパターンである。漫画は「黒鷺死体宅急便」の山崎峰水。装幀デザインは京極夏彦 with FISCO(は、だからなんかいつもと違って垢抜けないと思ったよ。画像が配信されないのは、...
×××HOLiC(8)(KCDX)
CLAMP
講談社
(2006年02月17日)
まんが
CLAMP の魔女まんが。妖怪が沢山出てくるが、魔女/侑子さんのカッコよさで話が続いているようなまんがだ。侑子さんが本気になったら凄いんだろうなー、とその妄想だけで単行本を買いためている。いい加減ひまわりの正体を明かしてくれ、さすがに飽きる。
ツバサ(13) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (3620巻))
CLAMP
講談社
(2006年02月17日)
まんが
CLAMP のオールスター出演シンクロまんが。「×××HOLIC」のために、ついで買いの様相を呈しておったこの頃でございましたが、やっと物語も面白くなってまいりました。友世ちゃん登場です。ピッフル国の友世ちゃんでなく、黒様の友世ちゃんです。黒様の御両親も美しく...
シュガシュガルーン(5) (KCデラックス (2129))
安野 モヨコ
講談社
(2006年02月13日)
まんが
安野モヨコの魔女っ子まんが、第5巻。大地の魔女/アンブルが格好いいです。さすがロビンの元カノだわん。巻末にはロビンとグラシエ大尉の若き日の有り様が書かれております。つか、ショコラとバニラの子供時代の話。バニラ、可愛いなー。垂れ目がちの大きな子供の...
新装版 虚無への供物(上) (講談社文庫)
(2004年04月15日)
結果的に僕の人生を支配している本。
或る人にとっては推理小説(現に戦後推理小説ベスト3とされている)、或る人にとっては恋愛小説(読めば判る!)、そして或る人とっては都市小説(目白はまだ、小説の雰囲気が建物や町並みに残っているよ)、と云う。
さあ、...
新装版 虚無への供物(下) (講談社文庫)
中井 英夫
講談社
(2004年04月15日)
牛乳こーひい。の人生、この本によってどのくらい変えられてしまったかというと、一番大きなことは、そうさなあ、戸籍を新設したことですかのう(本当です)。
第二次世界大戦後まもない頃。不幸な事故で両親を失った兄弟と従弟が住む東京/目白の氷沼家に、さらな...
ホモセクシャルの世界史
海野 弘
文藝春秋
(2005年04月23日)
題名そのもの、ホモセクシュアルの歴史書。歴史上の有名な人物がゲイだったからといってだからなんなの、という方も勿論沢山いらっしゃるだろうが、しかし、見知った世界がまた違う双貌を見せる場合もあるのですね。人と人を繋ぐ友愛、友情。同様の日本史だって勿論...
探偵伯爵と僕 (ミステリーランド)
森 博嗣
講談社
(2004年04月28日)
推理小説
森博嗣が、今を生きる子供及びかつて子供だった大きなおともだち達にむけて刊行されている講談社「ミステリーランド」シリーズに書き下ろした一冊。行方不明になった同級生たちを探す主人公と、その友達の探偵伯爵の夏を書いたもの。非常に読みやすい。そしてこの本...
多重人格探偵サイコトレーディングカードボックス
角川書店
(2000年09月)
多重人格探偵サイコのカード、コンプリートボックス。
むかーし予約したのですが、その本屋がいきなり廃業したため引き取りにいけなかった苦い思い出のセット。でも古本屋の隅に未開封であるのを最近発見、即購入
した。一時期停滞ぎみだったけど、漫画はどうなる...
新本格魔法少女 りすか2 (講談社ノベルス)
西尾 維新
講談社
(2005年03月16日)
ライトノベル
えー、主人公の小学生男子は、本当にイヤな子で、それがより深くよくわかる一冊。りすかを騙している点も気に喰わない。あのですね、人殺しをしても平気な奴は嫌いです。でも、それなら魔法使いなら殺してもいいのか?善悪の線引きは一体どこにあるのだろう?暗い気...
新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)
西尾 維新
講談社
(2004年07月17日)
ライトノベル
西尾維新を一日に三冊一気読み、そのうちの一冊。鼻持ちならない性格の小学生男子が、魔法使いの同級生女子にちょっかいを出して、その都度魔法世界と人間世界それぞれを認識していく短編集。登場する魔法使いたちの魔法の分類が目新しく、面白い。「HUNTER×HUNTER」...
のだめカンタービレ(14) (講談社コミックスKiss (575巻))
二ノ宮 知子
講談社
(2006年01月13日)
まんが
このまんがの第一次ピークは、日本でのコンクール場面(ハリセン大奮闘!)まで。フランス編になってからは、内容がややトーンダウンしている。最初の、ゴミだらけの部屋でグランドピアノを弾くのだめに次ぐ、大いなるセカンドインパクトが欲しい。このまま音楽方面...
DEATH NOTE (10) (ジャンプ・コミックス)
小畑 健
大場 つぐみ
集英社
(2006年02月03日)
まんが
良かった、持ち直した感じ。ここ何巻かは中だるみというか、パワーダウンだった。やっとまた面白くなりました。取りあえず次巻は買おう。
それにしても、Lを殺したのは、明らかに間違いだったよ、ライト。なぜなら、あれからどんどん君は醜くなり、莫迦になった。
青木るえかの女性自身
青木 るえか
本の雑誌社
(2004年07月)
評論
目次を見ればエロネタ。そして中身もエロネタ。良く見りゃ題名もそうか。しかし何を隠そう、書評本である。「本の雑誌」でも現在書評連載中の著者、つい最近は「回転扉の三島由紀夫」について書いておられた。本書にも三島や堂本正樹、中井英夫などがそこここに登場...
オクタゴニアン (1) (カドカワコミックスAエース)
杉浦 守
角川書店
(2005年08月26日)
まんが
まんが原作者大塚英志お得意の偽史ものまんが。主人公が持衰とか、スパイMとか、南朝天皇とくれば同じく大塚原作の「木島日記」を思い出すなあ。早く続きが読みたいものよのう。
731部隊の話とか、丁度このあいだニュースでもやっていましたね。そういう意味でも...
本棚の絞り込み
本棚の表示内容を複数の条件で絞り込みや並び替えができます。
ジャンル
カテゴリ
読書状況
★評価
並び変え