二千七百の夏と冬 : 下

著者 :
  • 双葉社 (2014年6月20日発売)
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感想 : 2
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よく、狩猟民族は好戦的であり、農耕民族は平和的であると云われるけれど、歴史的にはむしろその逆であるということを数年間に知った。本書ではそのことがリアルに描かれている。何故農耕が戦さを生むのか、ということがロジカルに説明されている。
時を越えた二つの物語が並行して進行する。それによって読者は古代の状況がどうだったのかということを理解するのだが、現代のほうの話が凡庸に感じられて残念。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年2月28日
読了日 : 2016年2月28日
本棚登録日 : 2016年2月28日

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