最後の星戦 老人と宇宙3 (ハヤカワ文庫 SF ス 17-3)

  • 早川書房 (2009年6月25日発売)
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他の惑星を植民地にする人類。宇宙にはたくさんの部族が存在する状況で、あたかも全宇宙を支配するかのように振る舞うコンクラーベ(地球で一般的なコンクラーベとは異なる)。ジョン・ペリー(かつて緑色の肌で戦った老人兵士)とゾーイを含む者たちは、新しいコロニーに入植するが、そこにコンクラーベの魔の手が伸びてくる。さて、この危機をどう乗り越えるか。状況が二転三転するのはエンタメ小説の定石なので、素直にストーリーを堪能しよう。コンクラーベの本当の姿やポリシーに翻弄されながら、先を想像するのが楽しい。さて、本作品は「老人と宇宙」シリーズの完結編となるらしい。とはいえ、続編があるので、引き続き読んでいきたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF
感想投稿日 : 2017年9月27日
読了日 : 2017年9月27日
本棚登録日 : 2017年9月17日

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