偉大なる失敗:天才科学者たちはどう間違えたか

  • 早川書房 (2015年1月23日発売)
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感想 : 24
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チャールズ・ダーウィンやケルヴィン卿、ライナス・ポーリング、フレッド・ホイル、アルベルト・アインシュタイン。偉大な科学者が犯した失敗を偉業とともに紹介している。失敗といっても寝坊して学会に遅刻したとか、そんなレベルではない。あくまでも仕事(研究)での失敗だ。高度な失敗であるため、科学に疎い人は、何が失敗なのか分からないと思う。それでも、種の起源のダーウィンから相対性理論のアインシュタインまで、異なる分野の科学者だと思っていたが、どんどん繋がっていく様は意外性を感じられる。一般人が楽しみで読む本ではないが、科学史に興味がある人は読んでおいて損はない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 科学
感想投稿日 : 2017年4月15日
読了日 : 2017年4月12日
本棚登録日 : 2017年4月2日

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