いますぐ妻を社長にしなさい

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著者 : 坂下仁
yaszさん 資産運用・保全   読み終わった 

現役銀行員の方が書かれた本で、お金のプロを自認していた彼が資産運用に失敗して多額の借金をかかえたが、考え方を変える(妻を社長にする)ことで、今では多くの資産を持つに至った経緯を紹介しています。

妻を社長にしたと公言している点では特徴的なのだと思いますが、マンションや土地の経営をすることで、払うべき税金を限りなく減らして、資産を増やすという節税の正攻法に従った資産形成のお話です。

あなたが資産を増やすよりも、奥さんを資産家にしたほうが実現は早いというのがポイントでした。資産=お金持ちと誤解しがちですが、彼が飽くまでも資産形成と言っている点はポイントでした。資産も負債もある状態ですが、キャッシュフローは潤沢にあるので、余裕のある暮らしが出来ているようです。

この考え方は多くの本に出回っていますが、この本の特徴は、お金とは感謝の気持ちであることを示したこと、人生において自分の目標を持ち、それを確認しながら進むことの重要性を説いていることでした。特に未来年表の作成、目標に期限をいれて作成する等、自分にとりいれたいと思いました。

以下は気になったポイントです。

・通貨とは「感謝の気持ちやお詫びの気持ち」をわかりやすく「見える化」したものにすぎないので、感謝の気持ちをたくさん生み出した人ほどお金持ちになれる(p27、29)

・自分自身が金持ちになることを目指しても、4つの壁がある。税制・給料体系・就業規則・転職市場の壁である(p32)

・プライベートカンパニーを活用することで、日本にいながらにしてタックスヘブンを利用するような効果が得られる(p48)

・プライベートカンパニーの出資者に子供や孫を加えて、110万円以下なら贈与しても課税とならない(p58)

・資本金1000万以下のほうが税制が圧倒的に有利(p61)

・能力給制度が浸透してきても、基本となる土台の部分はまだまだ年功序列、転職すると収入は減るのが現実(p80)

・世界中にあふれ出てきて価値が低下しつづけているのが、労働力(p101)

・良書から学んだ知見、知恵をマネして、あなたなりにアレンジ(自分の頭で考える)することが大事(p158)

・ミッションステートメント、今年の目標、数年後までの目標を書いた未来年表を作成する(p161)

・無駄の多い固定費の代表は、マイカー・マイホーム・生命保険・ケータイである(p168)

・悪い習慣を止めるかわりに、よい習慣を埋め込む(p171)

・投資とは他人のために使う、消費とは自分のため、浪費とは誰の役にもたたない(p176)

2014年9月7日作成

レビュー投稿日
2014年9月7日
読了日
2014年9月2日
本棚登録日
2014年9月2日
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