オデッサという、元ナチスの親衛隊で組織されお互い助け合う秘密組織があることを初めて知った。
「オデッサ・ファイル」は、主人公のルポライターであるミラーが一冊の日記を読みナチスの収容所で殺人鬼を呼ばれた男を探しだす話である。
中身はフィクションとノンフィクションが混ざり合っているらしいのだが、ナチスのことが詳しく書かれている。
残虐な大量虐殺などを行った人間が何食わぬ顔で社会生活をおくっている殺人鬼を許せない主人公の執念が伝わる。
結末でその執念の理由が明らかになる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外小説
- 感想投稿日 : 2012年12月12日
- 読了日 : 2012年12月8日
- 本棚登録日 : 2012年12月5日
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