飯島愛さんのことはよく知らない私だったが、とても面白く読んだ。
実体験に基づいて幼少期の非行時代から一人暮らし時代、芸能界時代に渡って余すところなく主観的に記述されている。
その夜の世界っぷりが生々しくて危うく、未体験の出来事の連続に興味が寄せられる。
何より良かったのは構成。最後には家族と仲直りしたことに安心感を覚えた……かと思いきや、母親が娘の非行時代に残していた日記が衝撃。
まだ私は22歳だから親の気持ちってなんとなく分かり始めた程度だったが、想像を遥かに超えていた。
まさに「人を傷つけるのならば自分が傷ついたほうがいい」に尽きる。
ノンフィクションに勝るドラマはないってのを体現しているかもしれない本。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年2月1日
- 読了日 : 2017年2月1日
- 本棚登録日 : 2015年10月30日
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