類まれな伊藤若冲の画風の根底に迫っていきます。
青物問屋枡源の主源左衛門から、伊藤若冲へとなるには、妻を亡くしたこと、姉の仇と憎み続ける義弟の存在があったことが描かれます。
池大雅、与謝蕪村、円山応挙、谷文晁との交流、史実とフィクションが交差しながら、物語が進みます。
読み応えがありました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史小説
- 感想投稿日 : 2017年6月7日
- 読了日 : 2017年6月7日
- 本棚登録日 : 2017年5月28日
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