若冲 (文春文庫 さ 70-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2017年4月7日発売)
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本棚登録 : 796
感想 : 70

類まれな伊藤若冲の画風の根底に迫っていきます。
青物問屋枡源の主源左衛門から、伊藤若冲へとなるには、妻を亡くしたこと、姉の仇と憎み続ける義弟の存在があったことが描かれます。
池大雅、与謝蕪村、円山応挙、谷文晁との交流、史実とフィクションが交差しながら、物語が進みます。
読み応えがありました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史小説
感想投稿日 : 2017年6月7日
読了日 : 2017年6月7日
本棚登録日 : 2017年5月28日

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