沖縄を売った男

著者 :
  • 扶桑社 (2017年3月19日発売)
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感想 : 4
5

前沖縄県知事 仲井眞弘多の物語。
沖縄を金で売った印象を与えたイメージは拭えないが、それは貫いた現実主義、成果主義の結果だったと言える。
大体予想したとおりの志向性と過程だったし、冒頭の悪印象を県民に、あるいは全国的にも残してしまった感はあるけれど、沖縄のために、自立できる沖縄を創りたいという想いは感じることができた。それは知れて良かった。
自分の中でも結論は出ないけれど、進み始めた8年間と、滞る現在、というコントラストは確か。
やっぱり考え続けることが大事。僕らこそが。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 沖縄
感想投稿日 : 2017年4月8日
読了日 : 2017年4月8日
本棚登録日 : 2017年4月8日

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