主人公の馬締君を取り囲む色々な人間模様と1冊の辞書が出来上がるまでの奮闘のお話。
馬締君が一応主人公という事にはなっていますが、視点は変化していくので辞書を取り囲む人達の話、という方がしっくりくるかもしれません。
個人的には西岡さんが好きですねー。
軽いのにきっと根っこの部分ではとても純粋で真面目。
でもそれを人に気が付かれるのは恥ずかしいタイプなんだろうな、と思ったり。
辞書作りの話というととても固いイメージがありますが、すごくコミカルです。三浦しおんさんってこんな作品を書かれる人だったのかと驚きました。
(もっと手堅い作品だと思っていました)
かなり面白かったので他作品も読んでみたいです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2015年7月24日
- 読了日 : 2015年7月23日
- 本棚登録日 : 2015年7月23日
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