癌で病床に伏せる父と
寝たきりの祖父の看病をしながら
淡々とした変わらぬ生活を送る柊一。
主人公の柊一。
或る人は《正常》と評し、
また或る人は《正常じゃない》と評す。
様々な考え方の人々に出会うにつれ
彼の中である意志が芽生え始める。
そして淡々と実行に移されていく…。
心理描写、風景描写ともに
数多く巧みに使われているものの、
その分せっかくの濃いキャラクターの
登場人物たちが物語に絡みきれてない気が…。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2010年9月7日
- 読了日 : 2009年4月20日
- 本棚登録日 : 2010年9月7日
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