彼女の作品は、エッセイ以外は、ほとんど新刊リアルタイムで読んでいるはず。この自選選集が出たから、編集の仕方も変わっていることだし書下し短篇小説も載ってるし、私自身の本棚の景色もすっきりさせようかな、と、こちらに買い替えた(重複する単行本は古本屋さんに売っちゃった、どう考えても、却って損してるよな、私!)。吉本ばなな自選選集1は、「Occult オカルト」、勘で何かがわかってしまう ということの寂しさ。アムリタある体験血と水ハードボイルド血の色(書下し短篇小説)オカルトと私……あとがき実際に読んだときには『アムリタ』が最も心に残ったかもしれない。「目に見えないものがある」ということ、その力を感じることのできる小説。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
やまとなでしこ
- 感想投稿日 : 2009年9月10日
- 読了日 : 2009年9月9日
- 本棚登録日 : 2009年9月10日
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