吉本ばなな自選選集 1 オカルト

著者 :
  • 新潮社 (2000年11月1日発売)
3.51
  • (11)
  • (24)
  • (50)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 199
感想 : 17
4

彼女の作品は、エッセイ以外は、ほとんど新刊リアルタイムで読んでいるはず。この自選選集が出たから、編集の仕方も変わっていることだし書下し短篇小説も載ってるし、私自身の本棚の景色もすっきりさせようかな、と、こちらに買い替えた(重複する単行本は古本屋さんに売っちゃった、どう考えても、却って損してるよな、私!)。吉本ばなな自選選集1は、「Occult オカルト」、勘で何かがわかってしまう ということの寂しさ。アムリタある体験血と水ハードボイルド血の色(書下し短篇小説)オカルトと私……あとがき実際に読んだときには『アムリタ』が最も心に残ったかもしれない。「目に見えないものがある」ということ、その力を感じることのできる小説。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: やまとなでしこ
感想投稿日 : 2009年9月10日
読了日 : 2009年9月9日
本棚登録日 : 2009年9月10日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする