図書館で。筒井さんの本読むの久しぶり。
どこか突き放したように物事が語られるのでラゴスが旅する地域のあり方や出会った人の事が客観的に判断できるので読みやすかったです。変に主人公が感情的だと読んでいて疲れるんですがそういうこともなく時には笑い、時には考えさせられながら読み終えました。それにしてもラゴスはモテるな(笑)
とりあえず壁にめり込んだ男の話は笑わせてもらいました。笑っちゃいけないのかもしれないけど。
最後のデーデとの再会に向けて旅立つ辺りが沁みますね。会えるといいなと思うけれどもそこまで書かない辺りの余韻がすごいなぁと思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2017年4月7日
- 読了日 : 2017年4月6日
- 本棚登録日 : 2017年4月6日
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