北朝鮮に消えた友と私の物語 (文春文庫 は 17-4)

著者 :
  • 文藝春秋 (2001年5月10日発売)
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本棚登録 : 91
感想 : 8
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大分前に購入した本です。部屋に積んでおいたら父がこの本読みたくて探していたんだ、と持って行きました。そう言えば読んでなかったなあ、と父の部屋から取り返してきました。

重い話です。在日の方が帰国運動で北朝鮮に帰ったのは1960年からとありますから自分が生まれる大分前の話です。なんとも辛い話です。でも実際にかの国で生きていかなければならない人達にはいかほどの辛苦があるのだろうか。想像するに余りあります。
お隣の国なのに済州島の4・3事件の事も初めて知りましたし、朝鮮戦争の事もほとんど知らない事に不勉強だなあと恥ずかしく思いました。もう少し日本史とアジアの歴史を調べよう。
韓徳ス(漢字が出てこなかった)が熱海に居たとあり祖父を思い出しました。そういう時代に祖父は生きていたんだなあ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2011年5月16日
読了日 : -
本棚登録日 : 2011年5月16日

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