少し前に福岡氏の著書を読んだ際、DNAのらせん構造が発見される際にそうとは知らされず貢献した女性学者、とあったので興味があって読んでみました。
なかなか読みごたえがあり…と言うか読むのに時間がかかりました。
以前プリオンに関する本を読んだ際、学者の世界も賞を取るための
なりふり構わぬ闘いがあるんだなあ、と少し恐ろしく思ったのですがなるほど昔から変わらないのですね。
バイタリティに溢れ、自分の行うべき研究に邁進する彼女の姿は凄い、としか言いようが無いです。早すぎる死が惜しまれる方です。
それにしてもようやく逃げ出した施設に今彼女の名前が付いているとは…
人生は皮肉なものだなあ、と読んでいて思いました。
面白かったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2011年1月12日
- 読了日 : 2011年1月12日
- 本棚登録日 : 2011年1月12日
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