あしながおじさん (新潮文庫)

  • 新潮社 (1954年12月28日発売)
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本棚登録 : 1916
感想 : 245
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時代背景が分からず読みにくい部分はあるが快活でユーモアに富む主人公の文体は楽しい。掛け値なしで支援してくれているが反応の薄いあしながおじさんに対し、主人公持ち前の想像力を発揮して不自然なく楽しく会話している作力はすごいです。それにしても「アンネの日記」はこの本からかなりの影響を受けたのではないでしょうか。結びの言葉とかとても印象が被ります。
あしながおじさんの正体は中盤くらいからうすうすわかってきますが、終盤のラブレターとその前の流れはとても可愛く、感動的です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年1月6日
読了日 : 2017年9月30日
本棚登録日 : 2017年1月3日

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