時代背景が分からず読みにくい部分はあるが快活でユーモアに富む主人公の文体は楽しい。掛け値なしで支援してくれているが反応の薄いあしながおじさんに対し、主人公持ち前の想像力を発揮して不自然なく楽しく会話している作力はすごいです。それにしても「アンネの日記」はこの本からかなりの影響を受けたのではないでしょうか。結びの言葉とかとても印象が被ります。
あしながおじさんの正体は中盤くらいからうすうすわかってきますが、終盤のラブレターとその前の流れはとても可愛く、感動的です。
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- 感想投稿日 : 2017年1月6日
- 読了日 : 2017年9月30日
- 本棚登録日 : 2017年1月3日
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