オリエンタリズム 上 (平凡社ライブラリー)

  • 平凡社 (1993年6月21日発売)
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サイード 「オリエンタリズム」上巻。1章は オリエンタリズム批判、2章は イスラム研究など

オリエンタリズム批判のポイント
オリエンタリズムは 西洋から見た 東洋(アラブ、イスラムを想定)のイメージ、レッテルであり、西洋の支配形態であること

西洋と東洋の関係から キリスト教とイスラム教の対立、ナポレオンのエジプト侵入など に展開

オリエンタリズムとは
*西洋人の東洋のイメージ、レッテル
*東洋を支配するための 西洋の威圧様式
*東洋と西洋の区別を深化させる

「人は自分の属する空間の外側を〜つくり話で充満させる〜イスラムは一つのイメージになった〜キリスト教徒のために 表象したもの」

「ヨーロッパはアジアによってよみがえる〜二つの人間社会は融合する=悪質な思い上がり」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年2月18日
読了日 : 2020年2月18日
本棚登録日 : 2020年2月18日

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