2012.8.3-2012.9.8
第一章 自分の死を創る時代
第二章 病気というパッセージ(通過関門)
第三章 障害、そして「第三の日本人」への道
第四章 病む社会の"人間の物語"
第五章 現代人のパッション
第六省 生き甲斐が揺れ動く時代
日本と日本人に起つてゐる大変化を「日本が経済大国となって急速に変わり始めた一九七○年代以降のほぼ四半世紀に出版されたノンフィクションのドキュメントやルポルタージュなどに映し出された世界をとおして、変貌の実相を総覧しよう」といふ試み。かなり成功してゐる。
これだけ本の題名が並ぶと壮観である。読んでみたくなる本もあり、ドキュメンタリーの読書案内といふ趣もある。読んで捨てられた本も多いのだらうから、著者の費やした時間は如何ほどか。まあ、これほどの達人となれば、本を選ぶ段階でかなり絞り込んでゐるだらうし、手に取つて読み始めれば、少し読んだだけだ良し悪しが判断できるのだらうが。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年8月16日
- 読了日 : 2012年9月8日
- 本棚登録日 : 2012年8月16日
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