日韓関係がここまで悪化する前に書かれた本とは思えないくらい、今の世の中に必要な本だと思う。
この本を読んで、少し希望が見えた気がする。
著者の朴裕河さんの勇気と洞察に敬服。
・戦争をしてまで、すなわち平和をこわしてまで「守る」価値のある領土はない。かりにそこでは膨大な埋蔵量をもつ天然ガスが出るとしても…最上の価値は、韓日間の平和だ。
・被害者の示すべき度量と、加害者の身につけるべき慎みが出会うとき、はじめて和解は可能になるはずである。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会
- 感想投稿日 : 2015年2月19日
- 読了日 : 2015年2月19日
- 本棚登録日 : 2015年2月19日
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