渋谷・青山・麻布・銀座・新宿などの東京各所で、全く人がいない写真のみ。
よくこれだけの写真を集めたなあ。
見ていると、不安感や寂しさのようなものが湧き上がってくる。ただの風景写真ではそんな感情はでない。それは東京という世界有数の人口過密地帯において、『人』も風景の一部として認識されているからであろう。だから人が抜けることで単なる風景写真にも関わらず物足りなさを感じるのでは。
写真集としてはアイデア+根性系であるが、見ているといろんなことが頭をよぎる作品であり、一見の価値有。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
写真集
- 感想投稿日 : 2013年5月26日
- 読了日 : 2008年3月18日
- 本棚登録日 : 2008年3月18日
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