痛みの心理学: 疾患中心から患者中心へ (中公新書 935)

著者 :
  • 中央公論新社 (1989年8月1日発売)
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 精神科医が語る痛みについての心理。

 痛みとは主観的なもので、どんな痛みも身体的な要素と心理的な要素が関わっている。この本ではプラシーボや情緒と痛みの関係など、多くのトピックで痛みと心の関係を記している。
 純粋な内因性のうつ病も純粋な心因性のうつ病もないという言葉には納得。
 いかなる身体の病気の治療も心理的な面のケアが大事である。当たり前のことだが真理だと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 心理学
感想投稿日 : 2014年4月7日
読了日 : 2014年4月7日
本棚登録日 : 2014年3月5日

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