勉強の哲学 来たるべきバカのために

著者 :
  • 文藝春秋 (2017年4月11日発売)
3.72
  • (128)
  • (195)
  • (131)
  • (41)
  • (20)
本棚登録 : 3202
感想 : 236
3

 勉強するとはどういうことか。哲学的に考える。

 勉強というよりは前半はコミュニケーションの話題が中心か。それまでのコミュニケーションの形を崩すシステムについて。さらにそこからそういう思考の為に必要な勉強(?)の仕方について。
 それらが分かりやすい言葉でありながら、哲学的な思考によって展開していく。この本自体が哲学的思考の勧めでもあるように思えた。

 哲学書と一般書の間をつなぐような一冊。今年はこういう本が何冊か見られた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 哲学
感想投稿日 : 2017年12月2日
読了日 : 2017年12月3日
本棚登録日 : 2017年7月16日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする