初めて知った「スプートニク・ショック」宇宙時代の幕開け。巨額の予算と、科学者や作業員を注ぎ込んで成し遂げられたのに、その意味が理解できていたのは、一部の科学者たちだけとは・・・多くの資料や証言をもとに、米ソ交互にそれぞれの立場や実情が描かれるので、読んでいて息を呑む。鉄の壁の向こう側の話は、いままであまり聞くことのできなかったものだと思うので、スパイ映画か小説のようにおもしろい。いや、おもしろいなんて、みな文字通り必死なのだから、簡単に言えないことだけど。
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- 感想投稿日 : 2010年6月4日
- 読了日 : 2010年8月2日
- 本棚登録日 : 2010年6月4日
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