『フィッシュ!』シリーズのスティーヴン・C・ランディンによる新たな職場環境改善書。
アフリカの互助(他助?)思想「ウブントゥ」をキーに、職場の人間関係の再構築を小説仕立てで提案した。
職場再生物語って好きなんだけど、残念なことに、ウブントゥ的思想は日本の職場ではごく普通に存在している(と思いたい)ので、『フィッシュ!』ほどのダイナミックさが感じられない。
ストーリーも職場の懸賞論文(?)で優秀だからって、上司とアフリカ旅行と突拍子もなく、ウブントゥによる職場の変化も感想だけで具体例が乏しい。
ウブントゥという地味で裏方的なキーワードなので、小説の内容も地味だったのは、しょうがなかったのかな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ビジネス・仕事術
- 感想投稿日 : 2010年7月22日
- 読了日 : 2010年7月22日
- 本棚登録日 : 2010年7月15日
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