谷川俊太郎は小学生のころからずっと好きで、
かっぱは暗記してしまったくらい。
実家には何冊も本があった。
とはいえ、
自分で詩集を買って持っていた訳ではなく
ふとしたきっかけでまた出会って、読んでみた。
気持ちいい言葉の運びに
思わず声に出して読んでしまう。
ひとりの部屋に響く慎重で極められた言葉たちは
なんだか誰かと会話しているくらいに、
重みがあって思考があって心地いい。
そこには、
小学生の私は知らなかった谷川俊太郎がいて
ちょっと恥ずかしい言葉も多くてとまどったりしたけど、
それでもテンポ良く読んでしまえる、不思議な文章。
有機物としてのフェミニスト、ね。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
詩集
- 感想投稿日 : 2012年9月16日
- 読了日 : 2012年9月16日
- 本棚登録日 : 2012年9月16日
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