こういう学園物であっても、その本質は、ロジカル・オルタナティブな他の作品と同じだな。それを好ましいと感じるか、いやいやと感じるかで、石持作品の全領域を愛読するか、やめてしまうかが分かれるだろうな。
この作品だと、最後にもう一回反転する何かがあったら、さらに魅力が増すのかなと感じる。今のところは、三部作の優佳だから、こうだよねと、いかにもの結末になっているから。座間味くんとかとは異なり。
大人になった上杉小春が出てくる作品も読んでみたいかな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年7月7日
- 読了日 : 2014年7月28日
- 本棚登録日 : 2014年7月7日
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