戦後の日本の復興と自動車業界の発展過程を、タモン自動車という架空の会社を通じて描いたもの。他の日本車メーカーは実名だし、マスキー法に対応したホンダのCVCCエンジン開発の話などは、自動車業界の歴史を勉強させてもらった気になる。企業小説としての素晴らしさに加えて、自動車作りに懸けた男たちが描いた夢がひしひしと伝わってくる。
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- 感想投稿日 : 2011年10月27日
- 読了日 : 2011年10月25日
- 本棚登録日 : 2011年10月27日
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