1960年のフランス脱獄映画。実際の脱獄囚が書いた小説が基で実際の脱獄囚が出演しているという映画です。ラストで個人の判断が行為や手法の卑劣さ汚さではなく置かれた立場により変わるというものをまざまざと見せ付けられます。こういった犯罪者映画の中によくある道徳や倫理の混乱と狭い範囲の人間同士の関わり、関係性の意味を深く考えさせられます。極限状態や超法規的環境における人間性の是非という意味でゾンビ映画やCUBE、ESなどに通ずるものを感じました。(※誤解を受けないように修正しましたがネタバレせずに伝えることは難しいですね)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
サスペンスドラマ
- 感想投稿日 : 2013年9月30日
- 読了日 : 2013年9月30日
- 本棚登録日 : 2013年9月30日
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